実は絵本好き

私が好きなことはいっぱいあるが、実はそのひとつに絵本の収集がある。
国内の絵本も楽しいのはたくさんあるが、どちらかというと海外のほうが面白い。
絵本はどちらかというと面白いだけではなく教育的なものだと思う。
教育といっても算数とかじゃなくて情操教育である。
私がはまった一番最初の作品はバージニア・リー・バートンの代表作「The Little House」である。
田舎の丘の上に立っていた「ちいさないえ」は遠くに見える都会の灯りに憧れるが、徐々に開発が進み「ちいさないえ」の周りも都会化する。いつしか日も当たらぬビルの谷間に埋もれて初めてかつての自分がいかに幸せだったかを知るのだ。
この作品が発表されたのは1942年のアメリカと言えば第二次世界大戦が始まり、戦争特需に沸いていた時代だ。工業化がどんどん進んでいた時代背景にある。
工業製品に埋もれて大切な物を見失わないでと訴える。
絵本を通して都市問題を見ることが出来るこの絵本のジャンルを環境絵本と呼ぶのだそうだが、私は仕事柄これらの絵本を見つけるのが好きなのだ。
日本語訳のも出ているが、ぜひ原作をお読みいただきたい。
「ちいさないえ」をThat「あのいえ」と受けないでShe「彼女」と繋ぐあたりは原作じゃないと味わうことが出来ません。
お勧め本は右のブックリストに載せていくので良かったら購入してみてください。
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