今年もようやく1級建築士設計製図試験の講座が終わる。
いよいよ日曜日が受験日だ。
今日は私の最後の授業である。
私の受け持ちは40人くらいだが、みんな受かって欲しい。
とはいえ、例年3割程度しか合格できない。
１次試験で1割合格をした中から3割だから、建築士試験を受けた人間の３％しか合格できない狭き門ということだ。
実際には半数近くは昨年製図試験を落とし再試験を受ける人たちだから、初チャレンジで合格できるのは１％程度ちょっとということだろう。
いつの間に建築士資格はこんなに厳しくなったのだろう？
経済が右肩上がりのときは技術者不足だ。
私の受験した時はまさにバブルだったからストレート合格だった。
本当に早めに取っておいて良かったと思う。
昨日も一日授業を行ったが、いろいろな条件の中からプランを纏め上げるのは難しいようだ。
あまり詳細部にこだわらずにプランを進めてほしいものだ。
多分、いままででこんなに勉強した事は無かっただろうと思うほど勉強した。
後は自分を信じるだけだ。
試験後、11日にプランチェックをするが、そのときは明るい顔で現れて欲しい。
