子供のころ不思議だったこと

昨日は学校の新年会があったので新潟に電車で出かけた。
電車に揺られながら、子供のころ母に連れられて新潟に遊びに行った時のことを思い出した。
まだ小学校に上がるかあがらないか位の話だ。
電車で行くと新潟駅へは東側からホームに入る。
だから三条は新潟の東にあるのだと思っていた。
ところが父親と車で新潟に向かうと、8号線は西側から新潟に入る。
今時で言うと、新幹線は燕三条から新潟に向かうと新潟駅へは西側からホームに入る。
西と東ではまったく反対方向だ。
子供心でずいぶん悩んだ。
実際には三条は新潟の南に位置していて、どちら周りでホームにアプローチするかだけの問題なのだが、まだ広域的にものを思考する能力が無かった。
地図の読めない子供だ。
でもあのころは世界が広かった。
新潟なんて正月やお盆のちょっとした旅行だった。
そんな思い出が頭をめぐっていたら新潟に着いた。
まったく狭い世の中だ。
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