買い物袋有料化

昨日から東京杉並でレジ袋の有料化が始まった。
無駄なゴミが減る事は良い事だと思う。
全体的には賛成だ。
しかし少し引っかかるのは世の中のエコ活動のほとんどが消費者にしわ寄せが来ると言う事だ。
スーパーにとってみたらレジ袋がサービスから有料になるのだから新たな商品が出来たということになる。
この有料化により仮にレジ袋の利用が半分になったとして、その数x5円というのはかなりの増収になるだろう。
エコロジーをイメージで消費者に刷り込むのはいやらしい。
消費者に対する還元は考えられないのだろうか?
もちろん大きな目でみたらエコロジーは私たちの世界に還元されるものだ。
エコロジーの実践は不可欠である。
問題はその導入方法だ。
以前にもコンビニ弁当の割り箸有料化について書いたが、焼却炉の高規格化が進めば生ゴミを重油で焼かなくても使用後の割り箸やレジ袋は重油に代わる燃料になる。
レジ袋を5円で購入し、ゴミ袋を有料化し、不法投棄の監視に税金を使い、分別回収に税金を使い、ゴミを焼くのに重油を購入する。
どこがエコロジーになっているのか全体的に説明する責任が政府にはある。
少なくとも消費者は気持ちだけエコだが財布の方はちっともエコロジカルではない。
各論だけ、イメージだけのエコロジーではいけない。
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買い物袋有料化 への1件のフィードバック

  1. fang のコメント:

    哲也。。。同じ哲也か。。。

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