中越沖地震

昨日は一日 柏崎に住宅相談のボランティアに行ってきた。
20組ほどの相談があった。
その多くはこれからの生活設計を組み立てるにおいて、今の住宅をどうしたらよいのかというものだった。
被災直後、2次災害防止のため、応急危険度判定を行い、危険がある建物には赤紙が張られる。
しかし、それは家自体が危険な場合だけではなく、隣の家が倒れてくる危険があっても張られてしまう。
一方、支援金の算定根拠となる 罹災判定はある程度治まった状態から始まるため、その間のタイムラグが生じてしまう。
お金の計画が立てられないと、具体的にどういう風に家を直したらよいのかの計画も立てられない。
待つ人の時間は長く感じるものだ。
それでいろいろ不安や不満が噴出する。
相談を受けるほうもなかなか具体的な提案が出来ず、歯がゆい。
罹災証明が発行されてから、ようやく住宅相談も機能するのだ。
今のところは話を聴いて一般論を話すしかやれることはなさそうだ。
 
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