後始末

葬儀も終わり、あとは週末に行われる初七日までしばしのんびり出来るかと思ったが、そうも行かない様だ。
非日常のあとは現実が待ち構えており、早速、葬儀社からの請求書が届く。
また、今まですべてを父の名義で行っていた為、母への名義変更も必要だ。
死亡に伴う諸手続きもやらなければならないし、僅かばかりの相続の手続きも必要だ。
来てくれた人への挨拶や過分に香典を頂いた方への対応など現実的雑務に追われる。
週末まで現実的な処理を行い、支払いを済ませたらようやく日常という感じだろうか?
昨日は香典の記録と自分名義の通帳を持たない母の通帳を作ってやった。
また、ガステーブルが古く、先日泊まった際も火の消し忘れをしていたことから、新しい安全装置つきのそれを手配した。
これから一人暮らしをする母の生活の改善も行わなければならない。
通夜、葬儀もあっという間に時間が過ぎたが、こうした雑務も1日が早い。
まあ、こうして忙しさに紛らわして寂しさを薄めていくのだろう。
さて、今日は法務局、市役所、税務署と役所周りで1日が暮れそうである。
この為に休暇を取っていた訳ではないが、北海道旅行の1週間が随分ちょうど良かったと妻。
忌引き休暇だけでは後始末は終わらないから。
これを乗り越えたらのんびり?
まさか!たまった仕事の処理や今度は四十九日法要、仏壇や墓のことも考えなければならない。
喪に服す1年はこうした後始末に追われる1年なのかもしれない。
荷物を取りに自宅に戻ったら、さっそく香典返しやら仏壇、墓石のパンフレットが投げ込まれていた。
新聞に掲載したからだろう。
商魂たくましいものだ。
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