香港・澳門 2日目 香港島

朝食を終え、ホテルに戻る。
8時半にロビー集合とのこと。待っているとガイドがやってきた。
このホテルからは3組が参加とのことだが、私達家族のほかは学生2人組、もう一人居たらしいが15分待っても現れない。
今回のツアーは市内観光(お店連れ回し)を参加することで安くなっており、市内観光をしない場合は3,000円ほど高くなるということだった。
結局来なかった人は後で3,000円追徴されるのだろうか?
バスに乗り込むと他には誰も居なかったところをみると、やはり私達の泊ったホテルが最も辺境な立地であったことが判る。
ホテルから中心市街地まで15分くらい。
周りの風景は本当にローカルそのもの。
香港の普通の生活が見ることが出来て面白い。
市内中心部のいくつかのホテルを廻り5組くらいのツアー客をピックアップした。
私達が泊っているのが九龍半島で、ビクトリア湾を挟んで香港島があるが、こちらへは地下トンネルで入ることが出来る。
摩天楼を横目に見ながら最初に向かったのが香港島にある文武廟。
ハリウッドロード沿いにあり、香港最古の道教寺院ということで線香をあげてお参りしてきた。
堂中央には巨大ならせん状の線香が幾つも吊り下げてあって、一回つけると何日も炊かれているそうだ。
そんな文武廟も外に出ると高層マンションに埋もれている。
 
次に向かったのは香港で最も有名な観光スポット ビクトリア・ピーク(太平山頂)。
ピークへはピークトラム(ケーブルカー)で登るが、途中から見下ろす香港島のビル郡が圧巻である。
最大傾斜45度というものすごい勾配を登っていく。
乗り物好きの夏樹にはたまらないだろう。
山頂は残念ながら靄の中。
晴れていたら素晴らしいパノラマが展望出来ていたことだろう。
風が強く、傘をさしているほかの観光客は大変だが、キャンプ一家の我が家の雨対策はバッチリ。
キャンプ用品は旅には本当に役に立つ。
山頂でしばらく時間を潰すとバスが迎えに来た。
自分達で動いたら、こうは効率よく廻ることは出来ないだろう。
バスで山を下る途中、建築中の高層ビルを見る。
中国は足場を竹で組むのが一般的だが、なんとこのビルも竹の足場が組んであった。
日本の常識ではちょっと考えられない。
ガイドの話では雨の日は滑るから作業は中止なんだとか(当たり前)。
こんな日は職人達はみな澳門に行ってカジノを楽しんでいるでしょうとのことだった。
香港島を横に走っているのが2階建てのトラム。
前日も夜遅かったので夏樹は少し眠いようだ。
トラムで中環(セントラル)を目指す。
中環からはスターフェリーでビクトリア湾を渡って九龍側に戻った。
香港の乗り物テンコ盛り。
この段階でちょうどお昼くらいだが、さすがに効率よく、ほぼ主要なスポットは廻れている。
特にここまででお店に案内されることも無く、純粋に効率の良い観光と言う感じである。
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