登記

先月来、取引先の某銀行から住宅ローンの借換を勧められていました。
金利もほぼ底値だし、10年固定ということもあり、残り10年ではありましたが少し話しに乗る事に。
実は金利の高かった頃の住宅金融公庫を一回変動金利に切り替えてはいたのですが、こちらのローンは一括返済しか認めてくれず、繰上げが出来ないシステム。
残債一括返済なんて出来るわけも無く、結構不便なローンでした。
で、今回のお話では現在借り入れのの金利のままで推移したら今回の借換の金利差で60万近く削減でき、変動金利が上がったときにはそれ以上の差が出てしまうというもの。
繰り上げ返済も手数料が掛からず。
まあ、悪い話ではありません。
ところでローンの借換の為にはさまざまな手数料、保障、登記などの経費がかかります。
手数料、保証に関してはしょうがないにして、登記って自分で出来ないの?
銀行的にはお抱えの司法書士を通さないと駄目だの一点張り。
でも基本的には司法書士って代願屋でしかない訳で、私の変わりにやるだけでしょ?
それで委任状も必要な訳だし。
あんなぺらぺらな紙作るだけで結構なお金取るじゃない?
まあ、こんな事言う客もあんまり居ないんでしょうけど、ローンを減らす為にお金を余計に払うってなんか釈然としない。
自分で出来るところは自分でやりたい性分なものですから。
確かに融資を実行したのに抵当権の設定を自分のサイドで出来ないというのは銀行にとってかなりのリスクという事は判るんですけどね。
別に今どうしても借換する必要もありませんので若い担当にいろいろごねていたら支店長代理がやってきて、
「わかりました。私たちもそんな事はやった経験はありませんが、抹消登記だけはそちらでやって頂いても結構です。」
だそうです。
現在あるローンの抹消登記だけでも手数料だけで2万円強かかります。
それをわずか1時間程度で稼げるんなら大きいよね。
まあ、こんな譲歩してくる銀行ってのも珍しいから借換の話に乗る事にしましたよ。
それにしてもこの前の借換のときは結構高飛車な感じだったけど、今回はずいぶん低姿勢ですねぇ。時代でしょうか?
とにかく登記関係はすべて自分で出来るということです。
何でも人に任せて、そのために働くくらいなら、いっそ自分でやったほうがマシ。
自分の労働対価を直接的なものにするダイレクトゲイン。
「新・森の生活」の基本的理念であります。
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