収穫の秋

稲刈りを終えるとようやく秋になったと言う感じがする。
暑さ寒さも彼岸までとは良く言ったもので、日差しがあっても全然暑くなく、さわやかだ。
月曜日、用事を済ませ稲刈りの手伝いに行っていた妻と息子を迎えに下田の実家に行ってきた。
2歳の息子は畑仕事を手伝い、虫に食われ放題だ。
茶の間でお昼寝の真っ最中だった。
体中、虫さされの後が痛々しかったが、それよりもきっと楽しい時間を過ごしたことだろう。
妻と義母は家の前の畑で小豆を収穫していた。
顔を出したが、私も虫に弱いので手伝いは遠慮し、辺りを散策した。
すすきの穂がすっかり秋の気配を醸し出していた。
いつも気にも留めないでいた橋のたもとの木に実が付いていたので義母に尋ねたら、胡桃の実だそうだ。
銀杏のように周りの果肉が取れていつも食する胡桃が出てくるのだそうだ。
胡桃は去年も近くの集会場で行われたイベントで買ってきてビールのつまみにした。
昨年末のフランス旅行の際購入した胡桃割りが役に立った。
今年はこうして自分で収穫できた。自分で収穫した胡桃はまた格別なことだろう。
昨日、ほぼ満月になった月を眺めながら、食後、家族で散歩した。
夏樹が生まれる年は良く二人で散歩をしていたが、子供が小さくてしばらくやっていなかった。
久しぶりのコースを歩いていたら、近所の銀杏の並木にたどり着いた。
見上げるといっぱい実を付けていた。
すこし枝を揺すったが、まだ実は落ちてこない。
こちらの収穫も楽しみだ。
まあ、ほどほどに取って硝子瓶に入れると良いオブジェになる。
食しても足りないぐらいが美味しい。
収穫の秋が始まった。
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