レコーディングダイエット

8月から始まった一級建築士の設計製図講座も昨晩の直前講義で無事今年も修了した。
教えるべきことはすべて教えたし、エスキスの基本的解法は皆が習得できたと思う。
あとは試験会場で実力をすべて出し切ってくれれば良いと思う。
 
一昨日、巻の講座のため車を走らせていたが、その車中で最近話題のダイエット法の話が流れてきた。
ビリー隊長に入隊し、はや一ヶ月の私にとってダイエットの王道は消費カロリーを増やし、摂取カロリーを減らすに尽きる。
ビリーズブートキャンプは正に前者であり、お陰でそれなりに引き締まってきた。
後は摂取カロリーを抑えるだけだが、夜の講座が終わり帰宅するのは10時を回ってしまう。
そこから食事という不摂生はどう考えてもマイナス要素だが、さすがに腹が減るのでどうしようもない。
それらの食事制限も一切不要でダイエットとはかなり怪しいと思いながら聞いていたが、途中からなるほどと思った。
このダイエット法は食べた食事の時間と内容を記録するだけだ。
それで体重が減るのだという。
ウソのような話だが、考えてみると昨日食べた食事の内容を思い出せないという経験は案外あるものだ。
それほど日常の食事に対して意識をしていない。
食事を意識するだけで満腹中枢をはじめとする自律神経を刺激する。
結果として漫然と動物のように食べる食生活が適正なそれに変化し、食も量から質へと変わるのだろう。
たしかにビリーズブートキャンプを始めたばかりの時はついて行くのに精一杯だったが、ビリー隊長の「筋肉を意識するんだ」という言葉の通りにしたら筋肉はついた。
プールに行く前に水着に着替えてやったら、鏡の前の己の醜い姿の中にもけなげに頑張る筋肉が確認でき、それから飛躍的に締まったような気がする(あくまでも個人的主観に基づくものであり、個人差はある)。
重要なのは意識下において筋トレも食事も行えということだろう。
何でもとりあえず実行が信条の私はさっそく始めることにした。
するとどうだ!一昨日は蝦ちゃんの宣伝するえびフィレオバーガーを授業前にパクついていた私の昨日はカロリーメイトポテト味に変わったではないか!
インターネットで調べたら摂取カロリーを355kcalから200kcalへ実に155kcalもセーブした。
恐るべしレコーディングダイエット。
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