そんなの関係ねぇ!オッパッピー

最近、夏樹がたどたどしいしゃべり方で盛んに口ずさむ。
どうも保育園で流行っているらしい。
「そんなの関係ねぇ」
あまり良いイメージは持たないが、便利な言葉ではある。
私も独自路線を歩む方なので、味方も多いが反対側に回る人も多い。
昨日の味方は今日の敵ということも結構あった。
ただ、いつまでも蜜月は続くものではない。
くっ付けば離れるは自然の摂理として「そんなの関係ねぇ」と嘯いてきた。
でも自分から発信したものが人の手に渡り、本来の形を変え始めるとそうも言っていられなく、つい口を出してしまう。
介護保険と同時に始めた建築系福祉ボランティアもそのひとつだ。
さまざまなプロフェッショナルがそれをバックボーンとして福祉住環境の実践をするというのが当初の目的だった。
だから会員には全ての人が実践者たれとはっぱをかけてきた。
おかげで県内ではかなりの知名度を上げたし、その結果、さまざまな講師依頼も来るようになった。
実績を積み上げた結果である。
それらの実績は全て会員のプロフェッショナルたるところに依存している。
つまりいろんな関連の専門家が専門職として商売した結果だ。
しかし、そうした会長という重要ポストを一人が独占することは会の発展を拒むと思い、2期勤めて特例で1年延長した後、職を辞した。
ところがその後、私の示したプロ志向が薄れ、単なる市民による奉仕活動団体になってきた。
奉仕活動は自分に余裕が無ければ出来ない。
みんな商売はそんなに楽ではないから余裕などは無い。
自分のプロの部分にもなんら還元もなければ意欲も沸かないだろう。
現在、さまざまな調査活動を行っているが、調査そのものが目的なのか、調査をすることによって目指すことがあるのか会員に示せない執行部ではやらされるほうはただの義務感しか沸かないだろう。
役員会もそういう実践的な話は無く、会の運営や総会の準備に1年を費やす。
実践的な話ではなく、事務的な話に終始するから役員会も設立しないような数しか集まらず、メーリングも不調だ。
せめて盛り上げようとブログを作っても、そこで実践的な試みを書けば商売しているのではないかと似非ボランタリズムの会員からクレームがつくため役員はその対応策の投稿基準を考える。
規約をつくり活動を制限することを考えるのではなく、今一度会の意義を考え直して欲しい。
そもそも方向性が薄れ、会の維持のみに終始している感がある。
残念ながら現状では目的もなければ牽引力も無い。
老婆心ながら意見を言うと煩がられ顧問としての職務は果たせず、「ブログに書き込めるのは現状では役員のみ」と役員外の私に釘を刺す。
まあ、自分の手を離れたのだから当然のことなのかもしれないが、なんとも顧問というのは非力だ。
顧問が非力なのではなく、現会長を始めとする役職の全てが実体も無く、たんなる肩書きになってしまっているのかもしれない。
今年で8期目だ。10年続けるのは本当に難しい。
会社も10年続けられたら社会的に認められる。会も頑張って欲しい。
その為にはきちんとした舵取りが必要だ。
私は羅針盤として残念ながら求められていないようなので次期役員選で戦線離脱という雰囲気だ。
「でもそんなの関係ねぇ!オッパッピィ」と「右から左へ受け流す」ことが出来るだろうか。
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