きもの

先週末、お茶の師匠が退院した。
現在もリハビリに通い、自身はお茶を点てることは出来ないが、来月から茶道教室を復活させる。
お茶の世界に入ってから、和の生活に興味を持ち、取り入れるようになった。
今年の夏は浴衣を仕立てた。
先日は知人の呉服屋で男物のユーズド着物を格安でゲットし、私は準備万端である。
妻のも良いのを探すようにお願いしているのだが、女物はなかなか出物が無いようである。
先日もスクーターを見せに遊びに行ったのだが、5万円程度の品があったのだが、微妙に柄が地味だった。
妻はようやく30を過ぎた程度なので、まだ華やかなほうがうれしい。
そんな昨日、父の病院に新聞を届けた際、着物市のちらしを目にした。
なんとコーディネート一式6万円弱と書いてあるではないか。
古着よりも安い。
週末のヨーロッパ旅行で着る服(暖かインナー)をユニクロに買いに行く用事もあったので、ちょっと覗いて見ることにした。
さすがに6万円のセットは選べないし、柄もよろしくない。
広告の写真と随分違ったが、よく見るとイメージですと小さな字で書いてあるから文句も言えない。
店員の勧めるのは着物だけで20万やら30万だ。
帯だって買わないといけないし、たしかに素敵だが、そのたもろもろで幾らかかるかわかったものではない。
やはり女性の着物はハードルが高い。
予算が全然合わないからと帰ろうとしたら、仕立てで18万のを買ってもらえばその他草履からバッグの果てまで全て付けますだって。
ほんまかいなと思いながら、少し話を聞いた。
でもやはり金額が合わないから諦めますとしばらくして答えると、とにかく長い目でお付き合い願いたいと10万5千円まで値が下がった。
全てコミコミである。
いったい上代設定はどうなっているのだろう?
値札には着物(仕立て込み)18万(税別)、帯18万(税別)と付いていた。
まったくカラクリは判らないが、6万円の一番安いセットを買っても小物やらは別に買わないといけないし、10万円でそれらも全て付けて柄も気に入ったのだったら良しとするか。
まあ、こっちもスクーター買っちゃったしね。
誕生日のプレゼントとクリスマスを合算ということで...(毎年こんなことを言っているような気がするが)
結局冷やかしで見に行って、ミイラ取りがミイラになってしまった。
とにかく来年の正月の我が家は着物で迎えることになりました。
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