買い物袋

私はO型なのだが、多分父からのA型を多く受け継いでいると思う。
こんなことを書くと自分には甘いくせに他人には厳しいと言われるのは必須だが、敢えて書こう。
スーパーで買い物をしたときに商品を入れてもらうビニール袋。
環境の事を考えて袋は持参しようという話は今回は置いておく。
買い物をして、そのまま家の中に放置されるのが実はとてもたまらなく嫌だ。
とにかくだらしないし、そのうち中身を忘れられ、床に置かれたままになるのもある。
注意すると袋に入れて保管しているのだと言われてしまう。
私は買い物から帰ってくると、まず最初に袋から商品を取り出し、あるべき保管場所にそれを置く。
買い物袋は少しのゴミを入れるのに重宝するので専用の保管袋に畳んで保管する。
商品のパッケージもイヤだ。
自分が購入したのだから箱に入っているしょうがのチューブは取り出して冷蔵庫に入れる。
以前は卵もパックから取り出し、冷蔵庫の卵収納部分に入れていたのだが、そうすると冷蔵庫内に菌が繁殖するのでパックのまま保管したほうが良いと妻に窘められ現在は妻の言うとおりにしているが、そのほかの物は尽くパッケージから取り出す。大体、3個で包装されている納豆はひとつを取り出したら、包装のビニールがへらへらして情けないじゃないか。
ならば最初から無いほうが宜しい。
そんな具合でいささか妻には呆れられている感もあるが、包装や買い物袋はその陳列や移動の過程で必要とされるもので、自分の家に来てしまえば不要なはずである。
買い物袋に入れてその辺に置いておくことを収納したというのはどうも受け入れがたい。
高齢者の家を住宅改修の相談で訪問すると、決まって床にはそうした袋が散在しているが、実はそれが著しく歩行の妨げになるのだ。
床に物を置くと言うのも畳文化の日本独特のものだろう。
床に置いてよいのは家具や観葉植物といった類である。
ホテルの部屋の床にタオルを落としておくと、ルームサービスは洗濯に回すだろう。
エコの進んだ欧州ではタオル掛けに掛けておいたタオルはまだ汚れていないので使えますというサインになる。
同様にテーブルの上の物を勝手に処分することは無いが、床に落としてあるものは廃棄されても文句は言えないのだ。
床に置いてある袋は全部棄ててしまいたい。
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