期待の星

北京オリンピックでは日本勢不振の中、水泳の北島康介が輝いている。
我が家の夏樹だが、彼も今年の夏は燃えているようだ。
1歳になり、妻が単身赴任した際、夏樹を風呂に入れるのに風呂のお湯を貯めていた時のことだ。
お湯を貯めながら私はトイレに入っていたのだが、それまでキャッキャと騒いでいた夏樹の声がしなくなった。
もしやと風呂に駆け込んだら、浴槽のお湯の中で天井を見ながら手を振っている夏樹が居た。
慌てて救い上げたが声を出して喜んでいたので安心したが、一歩間違えたら溺死させるところだった。
どうも夏樹は水への恐怖心が余り無いようで、海に初デビューしたときも、他の子は波がくると怖がって泣くのだが、夏樹だけは波に向かって突進していった。
恐怖心があまりないのも怖い。
夏樹から目が離せない。
2歳になったとき、近所のスイミングスクールに初デビューを果す。
腕に浮き輪を着けて自由に泳ぎまわった。
プールの底まで潜り、そこから一気に浮上するのが大好きだ。
それでもさすがに腕浮き輪が外れ、溺れそうになったときは恐怖を感じたようだった。
これでプールに行きたがらないかと思ったが、すぐ復活した。
3歳になり、足のつく幼児用のプールが市民プールにあることを知り、そちらに通い始める。
ところが一旦足をつくという安心感を憶えたら、今度は大人用のプールに行きたがらなくなった。
かえって逆効果のようである。
失敗したなぁと思いながらプール通いは続けたのだが、屋外プールがオープンしてから、開放的なそれにはまる。
最近、妻が「夏樹は泳げるよ。」というので、まさかと思ったが、先日一緒に行ったら本当に泳いでいた。
もう腕の浮き輪をつけていると自由に動けないので外せという。
普通の浮き輪をつけてやっても、自ら水中に沈んで泳ぎ始めてしまった。
すごい!自由に水中を楽しんでいる。
問題は息継ぎが出来ないこと。
苦しくなったら親が救い上げてくれることを前提にした泳ぎなものだから、またしても目が離せない。
それでも5~6メートルは平気で泳いでくる。
息継ぎさえ出来るようになったら、スタミナのある間は泳ぎ続けることだろう。
大人になってやっと泳げるようになった私の子供とは思えない。
かの北島康介が初めて泳いだのは4歳だという。
現時点で金メダリストを抜いているじゃないか!
オリンピックイヤーだけあって、ちょっと期待してしまう。
やはりオリンピック選手を2人も輩出した長岡スイミングスクールにでも通わせるかと思ってしまいました。
将来は金メダリストの親?
淡い期待をする親馬鹿でした。
先日ヤフオクで落とした水中カメラで撮影した夏樹の勇姿をアルバムにアップしました。
水中カメラもめちゃくちゃ楽しいです。
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