わらしべ長者と秋の山

昨日は妻が休みだったので早めに「いい湯らてい」に行くことにした。
週末、下田に行くときは水汲みも行う。
三条水道局が販売している「千年湧水」の原水だ。
ビールの仕込みを行うときは40リッターの容器2つ、通常の自家用でも1つは消費する。
最近、実家の母もファンになったので汲んだ水を持って行ってやる。
そんな話をしていたらお茶の先生や親戚からも頼まれるようになった。
どうせ行くのならたくさん汲んできたほうが原価は下がるというものだ。
別に手間もなにもかからないのだが、汲んでもらうほうはそれでは気が咎めるらしい。
何回かに1回は貢物が来る。
旬の野菜や果物だ。
これはちょっとしたわらしべ長者現象?
おかげで我が家の空中菜園では収穫できない高級食材も食することが出来る。
有難いことである。
 
昨日いつものように水を汲んでいたら、夕方、仕事帰りの土木作業のおじさんがもう少し上で熊が出ているから気をつけなさいと注意してくれた。
いよいよ熊も冬眠に備えて活動を始めたらしい。
あまり暗くなってからの水汲みは控えたほうが良さそうだ。
昨日は早めの水汲みだったのであたりを見渡すことが出来た。
気が付くと山肌がところどころ色づき始めているようだ。
きっと来週はもっとはっきりしていることだろう。
なにせ山深い水汲み場だ。
こうして汲めるのも今月いっぱいくらいだろうか?
11月に入ればあたりはすっかり冬の様相に変わるのかもしれない。
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