お弁当

月曜日に妻が出産。
1週間は入院ですから、今週は夏樹と私の男所帯です。
どうも父子家庭というのは華がありません。
夏樹が1歳になり、妻が東京へ戻ったときもしばらく父子世帯になりましたが、あの時は父子世帯というより、 1歳の赤ちゃんにそれほどの意思もなく、どちらかというと単身世帯+αでした。

今回は夏樹も立派なキッズとなり、それなりの会話をしますから、まさに男所帯というにふさわしい状況となっています。
それにしても男同士というのは会話がありません。
「風呂沸いたら、先に入ってて」とか「明日の準備した?」とか事務連絡みたい。
夏樹も「わかった」ととても会話としては広がらない。

そんな1週間ですが、こんなときに限って学校の遠足がある。
予備日も含めると2日給食が無く、お弁当を持っていかなければなりません。
私は今はやりの弁当男子ではありませんので、お弁当なんて作ったことが無い。
妻に設計図みたいなお弁当のレイアウト図を作ってもらって、産まれて初めてお弁当を作りました。

寝坊して持たせないわけにはいきませんからね。
もう前の晩から緊張して、12時を超えると1時間おきに目が覚める始末。
4時くらいから始めましたが、 デザートのグレープフルーツの房から果肉を取り出すのに四苦八苦。どうしても潰れてしまいます。
当初は同じ弁当箱に入れる予定でしたが、果汁が出ちゃって無理ということで、それでもマシなのを別にタッパーに入れ、今度は卵焼きに挑戦といった具合。

ようやく出来上がったのがこれです。

もう、ヘトヘトで、この日の朝食は夏樹は白米にごま塩、私は卵納豆で終了。

駅へ出かける時間ちょっと前にようやくやるべきことをやったという感じでした。

夏樹もこりゃダメだと思ったのか、自分でディバックを2階から持ってきて準備して待ってた。

もう朝食段階で1日の仕事を終えたという感じでしたが、次の日も作らなければいけないんだ。
私の緊張はどうやら息子にも伝わるらしく、翌朝は4時半に夏樹が私を起こしました。
私が1階でお弁当の準備を始めると、本人は着替えをはじめ、学校へ行く支度をしている。まだ5時前です。

二日目は大分馴れましたね。

ソーセージでタコを作ろうとしたけど、足が短すぎたのはご愛嬌。

準備が終わり、朝食を食べ終わったのは6時をちょっと回ったくらいでした。

学校へ出かけるにはまだ30分以上余裕です。さぁ、歯を磨いて顔を洗ってきなさいと促し、私もPCでメールのチェックを始めたのですが、今度はなかなか降りてきません。

あれ、どうしたのかなと見に行くと...

あーぁ、スイッチが切れちゃってる。
そりゃそうだよね。
張り切りすぎなんだって。
もう、昨日アイロン掛けしたワイシャツがグジャグジャじゃん。

叩き起こして、ラジオ体操をして送り出しましたが、学校で居眠りしないと良いですけどね。

今回は去年役員を一緒にしたママさんが助け舟を出してくれて、実は二日間、夏樹におかずを余計に作ってきてくれたりしたので、むしろリッチなお弁当だったようです。
ホントありがたいですね。

それにしても夏樹も妹が出来た途端にずいぶんとお兄さんぽくなりました。
自覚が生まれるのでしょうかね。

さて、ようやくお弁当作りから開放されて、今日はゆっくり(通常通り)起きましたが、あれ、夏樹が全然起きません。
疲れも出たか、それとも私の緊張感がなくなっているのを感知したか?

昨日、学校のお友達のママさんがお見舞いに来てくれて、そんな話をしていたら、「あれ、今度の日曜日も授業参観だから、お弁当要るんじゃなかったでしたっけ?」

えっ、妻の退院は日曜日の午前中だから...

後もう一回、お弁当作りが待ってます。

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