出産!

予定日まであと2週間を切った妻に陣痛が始まったのは昨日の朝のこと。
いつものように夏樹を駅へ送り出した後でした。

最初は単なる腹痛と思ったそうですが、その痛みが定期的に起きてくる。
これはもしかして陣痛?
そうは思ってもそれほど緊急性を感じませんでした。
医者へは行かないとということで電話をして、とりあえずNHKの「梅ちゃん先生」を 見てからなんて構えてましたから。

当初10分毎だった陣痛は車で病院へ送る間にその間隔はどんどん短くなってきます。

痛みの無いときは全然普通ですが、痛みが始まると傍目にも痛そう。

男には判らない世界。

出産先の茅原クリニックへ入るときは全然平気な顔の妻。
でもこのときすでに破水していた。

そんなにすぐに出産にはならないだろうし、午前中は「建築士フォーラム」の講義が入っていましたので、昼食を食べてから様子を見ようと思っていました。
男なんて居ても何も出来ませんから。

ところが講義の終盤、義母から電話で、もうすぐ生まれそうだから早く来いって。

時間通り講義を終えて、そのまま病院へ直行したら、もう頭が見えてるよ状態でした。
12時18分
2860gの女の子を無事出産。

夏樹のときの半分の時間で出産でした。
痛い時間は短い方が良い。
安産ですね。
とにかく今回は不妊治療による顕微授精でしたので、無事出産を終えるまで気が気じゃなかった。
でも待つしかなかった。
本当に無事に出てきてくれてありがとうという気持ちでしたね。

出産に立ち会いたいという息子は学校でしたので、その日のピアノのレッスンをキャンセルして駅へ迎えに行き、それで初めてのご対面です。

「小さいねぇ、おさるさんみたい」という夏樹ですが、実は夏樹が生まれたときとソックリです。
夏樹のときはガッツ石松のような顔にいささかショックを憶えた私たち夫婦でしたが、今回は前例を踏まえて案外冷静に受け止めることが出来ました。
ただ、今回は女の子。
ガッツ石松から華麗な変身を遂げてくれることを願わんばかりです。

あれほど痛がっていた妻は夏樹のとき同様、まったく普通の妻に戻っていた。
女というのは凄いです。

何はともあれ、我が家に待望の姫が来てくれたことは大変嬉しい。

おりしもこの日は三条祭りの宵宮の日。
夏樹も金魚すくいを楽しみにしておりましたので、帰りに無事出産のお礼参りを兼ねて八幡様へ行ってきました。

ぽっぽ焼きを買って再び妻の元へ届けてから帰宅。
翌日の学校の準備をして、お風呂に入ったらもう10時近くになっていた。
妻が居ないので大変だということを図らずも実感しました。
当たり前ですがこれから我が家は妻の退院までは父子家庭です。

週末まで男二人でなんとか乗り切らねば。

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