放射能から子供を守る-野菜の除染

今回の原発事故で私たちはさまざまな現実を知ることとなりました。
一番大きかったのは国は決して国民を守ってはくれないということ。
しかし考えてみたらそんなことは世界の常識。
日本人だけが平和ボケしていただけなのかも知れません。

相変わらず数値を示さず、緩い規制値で店頭に並ぶ野菜。
敏感な消費者は判断基準を産地に求めるしかなく、それを「風評」と非難されてしまう有様です。

食の安全に関しては、放射能以前から農薬問題がありました。
消費者の安全よりも生産者の利益を優先する体質は今回の騒動に始まったことではありません。
うちの嫁も基本的には実家でもらって来たり、家庭菜園で野菜を賄い、それでも足りないものをスーパーで産地を気にしながら買っています。
それでも実家の野菜が安全かと言えば、実家はプロの農家ですから、やはり低農薬と呼ばれる殺虫剤は散布している。
雑草駆除に除草剤も撒いているかもしれない。
元々は毒薬なのに、農薬と名前を和らげる事で使う罪悪感を薄めて、農家も安心して使っちゃうのです。
米だって消毒という名の下に毒薬に浸けた籾から始まり、殺虫剤散布や雑草の繁殖を抑える除草剤は普通にやっているでしょう(低農薬ということで)。
私たちは農薬という言葉を毒薬と読みかえすべきなのかもしれません。
低毒薬なら絶対、消費者も拒否をするでしょう。

中国野菜の農薬事件もすっかり記憶が薄まってきたときに、この原発事故です。
国内の汚染された野菜を買うより、中国野菜と消費をシフトした人も多いと思いますが、農薬問題はまだ終わっているわけではありません。
日本国内だって、無農薬、有機栽培として売っていない限りは低農薬野菜と思って良いのでしょう。

Twitterに流れる人々の呟きを読んでいたら、あるお母さんが「うちは安心やさいで洗浄している」というのを見つけました。
安心やさい」って何と思い、ネットで調べたら、ホッキ貝殻100%の天然素材で作った除菌剤とのこと。
YouTube Preview Image
解説ビデオを見てもらうとわかるのですが、これがスゴイ。
いわゆる多孔質の貝殻が野菜に付いた有害物質や農薬を吸着除去するということですね。
放射性セシウムを吸着させるゼオライトの食品版だと思えば良いのかもしれません。
とにかく汚れをビジュアル的に浮きだたせてくれる。
一回使ったら止められないかも。

で、早速買ってしまった(笑)!

一箱25包入りで大体千円前後。
一回当たり40円ですから許容範囲でしょう。

2ℓの水(我が家は純水を使います)に一包入れ、野菜を10分ほど浸け洗い。

きのこや山菜のように内部に放射能物質を取り込んでしまったようなものには効果は無いかも知れませんが、葉物野菜なら単なる流水よりは効果的に除染してくれそうな気がしますね。

野菜だけではなく、肉や魚もOKということなので、これから食中毒シーズンを迎えますから、用心の為に使うことにします。

まとめ洗いが良さそうなので、週イチで食材の除菌を行い、保存することにしたいと思います。

使い終えた洗浄液は台所のスポンジやまな板、ふきんなどの除菌にも使用でき、最後に流せば、排水菅の除菌にもなるというのですからありがたい。

カテゴリー: つぶやき, 子育て, 新・森の生活 パーマリンク

コメントを残す