まさかのギックリ腰!

ブログの更新が出来なかった理由はまさかのギックリ腰。
先週の木曜日に息子をいつものように保育園に送り届け、家の前の除雪をしていたときのこと。
あの日の雪はそんなに多くはなかったが、ちょっと暖気が入り重たい雪でした。
最初は腰に違和感を感じたものの、それほどでもありませんでした。
それが除雪を終え、家に入って暫くすると腰が砕けたように痛い。
えっ!?ギックリ腰?
腰を伸ばすことが出来ない。
それでも夕方までは何とかガマンできる位でしたので、ちょっと早めに夏樹を迎えに行くことも出来ました。
その夜のこと。
もうベッドにどんな体制で寝ていても痛い。
それもちょっと身体を動かす度に激痛が走ります。
一晩寝れない(実際はウトウトしましたが)で苦痛と戦いました。
2日めはピークですね。
もうベッドから離れられません。
とにかく足だけで立つことも出来ず、手を家具につき、上体を支えながらようやくトイレへたどり着くのがやっと。
変な話、腰を曲げられないからお尻を拭く事も出来ません。
うちのは旧式なのでドライヤー付きのウオシュレット。
用を足して洗浄した後、温風で時間をかけて乾かしました。
初めて使ったなぁ、この機能。
でも、腰痛の人には便利なのだと実感。
最近はあまり使わないということで省かれている温風乾燥も案外必要な機能なのかもしれませんね。
もう、やれることはベッドで上体を起こすこと位。
Twitterでそんなことを呟いたら、友人のケアマネージャーがそれを読んで、笑いながら電話をくれました。
とにかく「ウッ!」とか「ハァ!」とか声を出さないと動くことも出来ないので、情けない電話の受け答えだったと思います。
状況を伝えたら昼過ぎに杖とコルセットと鎮痛剤を持ってきてくれた。
コルセットは効きますね。
とりあえず上体を起こして歩くことが出来ます。
でも2日めの夜も前晩同様、痛みでのたうちまわることに。
しかも汗をかく。
まるで風邪をひいたときみたいにもの凄い量の汗が出ます。
その度に着替えるわけですが、情けないことにズボンもパンツも自分で下ろしたり穿いたりも出来やしない。
妻に介護してもらいながら、それを一晩に3~4回行います。
毎回起こされる妻も大変だけど、起こすのも気を使う。
介護者と被介護者の関係を図らずも体験しましたね。
マジ、私が介護状態になったら、妻はどうするんだろう?
3日目、土曜日。
この日は所属する建築家協会の新年会で私がいろいろやらねばならないのですが、さすがに無理。
ご迷惑をかけ、欠席。
激痛も3日程度という記述をあるサイトで見つけ、期待しましたが、さっぱり先が見えず、このまま治らなかったらどうしようという不安が過ります。
夕方、妻に連れられ電位治療の体験場へ。
先日、初めて連れていかれたのですが、スーパーの駐車場の片隅にプレハブ小屋でいかにも怪しい。
どんどん高齢者が吸い込まれていく様相が、変な健康器具や健康食品を売りつけられる様に見えてしょうがありません。
妻もそのスーパーに勤める妹から誘われたらしいのですが、妻の妹は傷めた靭帯を手術したものの違和感があったのが治ったといい、妻は血行がよくなり冷え性が治ったとのこと。
私はというと先日のブログにも書きましたが、私が低体温症であることが判明し、それが高血圧の一因ではないかと知ります。
ただ、電位治療って理屈がさっぱりわからない。
一応理系だからさっぱりわからないのってダメなんですよね。
受け入れることが出来ない。
でも藁をもつかむ気分というのでしょうか、週末で医者はお休み、もうこの痛みをなんとかできるものならと車に乗せてもらい、治療器にかかりました。
「腰痛とか肩こりは筋肉の血行不良なんですよ。」と説明を受けながら腰を温めながら電位治療の椅子に座っていると、最初は前屈みでしか体位保持出来なかった身体が不思議と楽になる。
夕食も普通に座って食べることも出来、ようやくギックリ腰から脱出できたかと喜びました。
しかし、そんなに甘くはない。
夜寝ていると何だろう?揉み返しのようにまた痛くなってきた。
その痛さはまるで2日目のピークの痛みと同じくらい。
そして汗。
4日目、日曜日は妻のファイナンシャルプランナーの試験日でしたが、睡眠不足でおまけに送ってやれず、落ちたら私のせいです...ハイ。
夏樹と二人で夕方まで一緒でしたが、もう洗濯とかしちゃうんだ。
お昼には三色丼だといって、卵を割ってそぼろをつくっちゃうから驚きでした。
いつの間にこんなにお兄さんになったんだろう。
身体を痛めたのは辛いけど、ほかのいろいろな面を垣間見れてちょっと嬉しい。
夕方には揉み返しも収まり、妻を駅まで迎えに行きます。
その足でまた電位治療の体験。
まだやや腰を曲げながらの会場入りでしたが、40分程かかり帰る頃には普通に歩くことができ、反対に周囲を驚かせます。
やっと治った?
期待は裏切られますね。
今日はギックリ腰発症から5日目の朝ですが、実は昨晩ももみかえしのような痛みに襲われ、今朝も夏樹を保育園に送る事が出来ませんでした。
でも確実に徐々にではありますが、症状は小康状態に向かいつつあります。
昼過ぎには大分復活できるでしょうが、今日の週初めのお茶の稽古は断念しました。
明日は巻で最終講義。
万全の体調で臨まないといけません。
しかし、腰が効かないだけでどんだけ生活の制限を受けることか。
福祉住環境を日々訴えておりますが、今回ほどその有効さを感じたことはありません。

ところで怪しげな電位治療。
インターネットで見てもどうも釈然としない。
理屈もわからないし、法外な値段するらしい機械。
でも確かに嘘のように腰の痛みは消えました。
またあれ以来測り続けている体温ですが、腰の治療と思って掛かっていましたが、結果として血行が良くなったのか36度台に戻りました。
もう一つそれにつれてか血圧が上も下も20位下がった。
まだ危険水域ではありますが、年々健康診断の折りに指摘されていた血圧が下がったのも驚異的です。
怪しいと疑いつつも、今日も夕方行ってみよう。

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