ハモニカ横丁

先週、建築家協会の会議出席のあと、友人と吉祥寺で待合せ。
吉祥寺駅北口のハモニカ横丁を案内してもらいました。
吉祥寺へ最後に訪れたのはもう30年くらい前の事です。
中学生時代に見ていた「俺たちの旅」。
あのオープニングで登場する井の頭公園に行ってみたくて、高校を卒業してようやく東京という都会が身近に感じられた時に真っ先に行った場所です。

今回、吉祥寺の駅に降り立って驚いたのは、そのオシャレな駅ビル。
もうあの当時の雰囲気は何処にも無いんだなぁと落胆しているところに友人が登場。

彼とは先日も神田で飲みましたが、神田の変貌ぶりに落胆したばかり。
そんな私を見て誘ってくれたのがここ吉祥寺のハモニカ横丁でした。
実は吉祥寺北口は出るのも初めて。

ハモニカ横丁は戦後から始まっており、その歴史は60年。
奥行きの殆どない小さな店が並んでいる姿がハーモニカの吹き口に似ているからということがその名前の由来だそうです。

小さな露地はいろんなお店が並んでいて、なかなかアジアンテイストの異次元空間。外国人観光客が喜びそうだなぁ。
神田のガード下も昔はこんな感じでしたよね。

ただ、古いばっかりではなく、新しいテイストの店も多く、きちんと新陳代謝を繰り返しながら街を継続しているなぁと感じました。
友人は三鷹に住んでいるので、毎日ここで一杯引っ掛けてから帰るのだとか。
そういうのって羨ましい。
新潟ではまず有り得ないもの。
入ったお店は「てっちゃん」。
この界隈では比較的大きな店ですかね。
とは言っても、カウンターと小さなテーブルが二つある位。
串が1本105円、ホッピー315円だって。
千円札握りしめて軽い晩酌出来そうですね。

こういう街がある前提が人口の集約。
三条だって昔は今より人も少なかったけど、街に集約していたから、これに近い活気がありました。
歩いてちょうどよい街は居心地も良いです。

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