この土曜、日曜と連続しての建築セミナー。
土曜日は私が所属する日本建築家協会新潟クラブ主催によるもので、昨年度のJIA新人賞を受賞された五十嵐淳さんをお迎えして「「ローカルな必然より生まれる新しい普遍性を振り返る」と題して行いました。
こちらのセミナーは私が担当していましたので、講師の五十嵐さんとは半年くらいメールのやり取りを行いました。
難解に思えたテーマも実例を交えながら説明を聞いていくととても分かり易いものでした。
今回は東京の建築家ではなく、北海道という地方で活躍する建築家ということもあり大変親密感を感じました。
毎回セミナーを通して様々な建築家と話をする機会をもてることは大変幸せに思えます。
そして、常に感じるのはそこに思想があるということ。
建築家というのはまず思想家でなければならない。
その表現が建築という形で世に出るのです。
そこが奇を衒うだけの似非建築家と一線を画す部分であり、それを毎回確認してきました。
さて、翌日曜日は北陸ガスさんが主催の建築セミナーを三条で開催。
こちらはこじんまりとしたものですが、それ故に一体感のある楽しい時間を過ごすことが出来ました。
テーマは「新・森の生活」
建築の話を聞きに来た人にはもしかしたらもの足りなかったかもしれない、どちらかというと思想や経済のお話。
こちらも実例を元にしてお話させていただきました。
知名度は違いますが、どちらも地方で実践する建築家のお話なんです。たまには耳を傾けてやって下さい。
