使い捨てのヒーローたち

日曜日の朝といえば、小さなお子さんをお持ちの方なら判ると思いますが、早朝6時から始まるアニメ番組群 その名も「スーパーヒーロータイム」。
夏樹も日曜の朝は親から起こされることも無く、パッと起きて、親がまだ眠りの中であろうともTVをつけて見入っています。
その中でも好きなのが「侍戦隊シンケンジャー」「仮面ライダーW」「フレッシュプリキュア」と続く後半の3作品。
この時間帯になると私も起きているので、結局ベッドの中で一緒に見たり、食事をしながら見たりする羽目になります。
見ればみたでストーリーが気になるもので、シンケンレッドは結局8代目に変わったままなのか?とか夏樹と話題にする始末。
ところでこうしたヒーローたち、まもなく終わり、新シリーズが始まります。
どうせなら春から変わればよいのにと思いますが、よくよく考えてみるとクリスマス、お正月のお年玉商戦を終えたらもうヒーローものとしては用済み。
これからはまた目新しいヒーローで春からの商戦を戦わないといけません。
そのためには早めに新しいヒーローたちを子供たちの目に焼き付けておく必要があるのですね。
最近のヒーローものって、まずキャラクター商品や合体ロボのおもちゃの後にストーリー付けされている感じで、商魂が前面に出すぎ。
まあ、自分たちも仮面ライダースナックでカードを集めたクチだから、あまり子供たちを否定は出来ませんが、それにしても露骨すぎて品が無い。
我が家は基本的にはキャラクターもののおもちゃは買い与えず、もっぱらレゴブロックとプラレール。
いとこたちがクリスマスに買ってもらったシンケンジャーのおもちゃを横目に、レゴで一生懸命、シンケンジャーのキャラクターを真似て作るのはけなげ。
最近、さいふを持たせた夏樹ですが、おばあちゃんや親のお手伝いをするともらえる100円玉。
一緒にスーパーに行った際、すでに旬を過ぎたシンケンジャーのおもちゃ入り菓子が半額以下になってワゴンに入れてあるのを見つけては自分のお金で買ってます。
「安くなってから買うんだよね」と夏樹は私に同意を求めて来るのがかわいいなぁ。
ワゴンには旬を過ぎた使い捨てのヒーローたちが山積みで、拾い上げるのはわが子のみという寂しさです。
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