先週の土曜日は息子の1日入園の日だった。
私は用事があったので、週末で帰ってきていた妻が連れて行った。
息子は4月から近所の「きらきら保育園」に通うことになる。
その説明会を兼ねた体験入園だった。
私の家は共働きだし、平日は妻は東京に逆単身赴任で、私も事務所で仕事をしている時はまだ良いが、新潟の専門学校に教えに行く時はとてもお迎えは出来ない。
そこでなるべく延長保育をしてもらえ、またうちのお祖父ちゃんお祖母ちゃんも迎えにいってもらえるよう、我が家と実家の中間地点でもある「きらきら保育園」に入園を希望した。
私も子供が出来るまであんまり気にもしていかなったが保育所と保育園は違うのね。
幼稚園は所轄が違い、文部科学省扱いの学校法人であるくらいはわかっていたけど。
うちの家庭事情からとても幼稚園では役に立たない。
しっかり朝から晩まで預かってもらえないと、仕事にならないからだ。
そこで必然的に保育所ということになるのだが、これも設置者により、公共団体が経営を行っている場合と民間の場合があり、厚生労働省の正式名称は保育所だが、託児所など他のサービスも複合する場合は保育園と呼ぶらしい。
「きらきら保育園」は母体が民間であるため、幼稚園にちかい教育の実践をしているとかで人気が高く、最近では定員割れしている幼稚園もあるなかで20人定員に希望者が60人もあったそうだ。
我が家は親の労働環境が普通の家とは違うので優先的に入れてもらえたらしいが、教育熱心な親はあの手この手でこの保育園にわが子を預けるのに一生懸命らしい。
たしかに教育はきちんと出来ているらしく、帰ってきた妻が子供たちの挨拶がしっかりしているのに驚いていた。
息子はちょっともじけて母親から離れなかったらしいが、すぐに慣れるだろう。
最近は昼寝の時間も減って活動的になったから、相対的にパパの仕事時間が削られる。
それでつい実家に預けてしまいがちだ。
4月からは息子も保育園という新しい社会で生活しなければならない。
いろいろ世間の荒波に揉まれることになるだろう。
こころなしか、1日入園を終えた息子がちょっと大人っぽく見えた。
1歳4ヶ月の息子は大きな赤ちゃんから小さな子供になろうとしている。