タブレットモバイルで出来た事

昨日は届いたばかりのBIBLO LOOX P70Rをいじりつくした。
このコラムもBIBLOで書いている。
こういう文章を書き込む作業は普通のノートスタイルのほうが適している。
PCを小型化するためにキーボードはフルキーボードサイズとは言えないが、まあなんとか実用範囲の大きさである。
ポインティングデバイスも使いやすい。
本業の設計だが、CADはやはりマウス入力じゃないと難しいので、なにかよい物を探さなければならないだろう。まあ、このPCで製図することはないだろう。やってもチェック程度だ。
通常の業務はディスクトップPCで行うとして、このタブレットPCで何をするかだが、昨日試したことを羅列してみよう。
 
WEB閲覧
カタログにも書いてあったが、Webを読むにはディスプレイは縦長の方が効率が良い。
ソファーに寝そべりながら、雑誌を読むようにインターネット出来るのはかなり快適だ。
入力はペンで行うが、私のつたない文字もしっかり認識してくれるので問題ない。
 
メモ
OfficeOneNote2003のお試し版をインストールしてみた。
標準でもWindowsJounalというソフトが付いてくるのだが、やはり製品版の方が機能が多い。
単なるメモ帳ではなく、さまざまなデータを貼り付けることが出来たり、わからないことはその場でインターネットで検索したり、自分の書いたメモを並べ替えたり、メールに添付したりとほとんどの作業をこれひとつでこなしてしまう。
タブレットPCには一番必要なソフトだろう。
 
スケッチ
OneNoteでもスケッチは可能だが、ちょっと表現力をつけたいと思ったら、タブレット用の無料ソフトが提供されていた。ArtRageというのだが、ペン画から水彩まで何でも出来る。
今までのスケッチブックの味わいも捨てがたいが、ちょっとこちらに移ってしまうかもしれない。
スケッチブックだといちいちスキャンしないとデータとして取り込めないが、こちらだといきなりデータだから圧倒的に作業が早いのだ。
 
読書
インターネット上ではさまざまな電子図書が公開されているが、これを読むのもやはり机に向かってではなく、自由なスタイルで楽しみたい。ソファーに寝そべりながら雑誌をめくることが多いが、BIBLOの重さは1㎏をきっているのでなんとか片手で持ちながら読めるが、欲を言えばこの半分くらいになってくれるとうれしい。私のお勧めはManyoー万葉ーだ。電子図書の可能性を追求したこの雑誌が無料とは思えない。
 
電話・メッセンジャー
いちいちヘッドセットをつけなくても標準のマイクとスピーカーで十分会話が出来た。
電話はもちろん世界中の固定電話に無料でかけられるVoipBusterである。
Skypeもクリアで快適に使えるし、Messengerも大丈夫だ。
事務所内の無線LANでの検証だが、外に出てb-mobileのときはどうだろうか?
外で使えたらすごいことになる。
 
その他
私はゲームをPCでする趣味がないのでタブレットをいかしたその手のリポートは出来ない。
しかし、おもしろいフリーソフトはいっぱいWindowのHPから入手できた。
計算機のソフトも手書き入力で出来てしまう。タブレットモードのときは数字を打ち込むとかが結構めんどくさかったりするが、手書き入力できることで便利になった。
作曲ソフトは面白い。五線譜に書き込むとメロディを奏でてくれる。
私は音符が読めないので適当に書き込んだが、それでもそれをピアノで奏でてくれるのには感動した。作曲する人なんかは私が建築のスケッチをするときみたいに、自由な場所で出来るから便利なのではないだろうか。
 
一日使っただけだが、ちょっと今までのPCは何だったんだと思うくらい人間の五感に近づいたツールだと思った。これはもうSF映画で描かれている近未来だ。
タブレットPCの形状だがいろいろな状況を考えるとキーボードもついている私のPCのようなコンパーチブルタイプのタブレットPCになるのかもしれないが、タブレットのみのピュアタイプで軽量化を図り、キーボードが必要なときはそれにUSBで接続するくらいのほうが便利かもしれない。次はたぶんピュアタブレットPCを買うと思う。
あと、バッテリーがやはり弱い。ずいぶん電力管理はされているが、カタログでは4時間持つはずのバッテリーは3時間が限界のようだ。Lバッテリーも注文したのでそちらがどれくらいもってくれるのか期待したい。6時間くらい持ってくれれば、いまついている標準バッテリーを予備として持っていればなんとかなるだろう。
今パソコンを考えている人は迷わずタブレットPCをお勧めする。
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