サンシャイン水族館そして三条

靴を履いた夏樹を連れてサンシャイン水族館に行ってきた。
東京のマンションから歩いて5分もかからない手ごろなスポットだ。
春の陽気に誘われて多くの家族連れやカップルが遊びに来ていた。
なんとなく雰囲気は伝わるのか、夏樹の気分も高揚したようだ。
よたよたと歩く姿がかわいいが、遊びに来ている小学生が走り回って、ぶつかりそうで危なっかしい。
小さな魚は大丈夫だが、大きなのが来るとビビッているのが面白かった。
妻は久しぶりの休日を楽しんでいるようだ。
まあ、ここ最近の週末は土曜に仕事が入ったりして、ただ来月から始まる保育園の準備のために帰って来てるみたいなものでしたから。
今回は私と息子が東京へ行ったので、月曜日も仕事が終わって帰ってくると夏樹が居たりして、本当ならこれが当たり前だろうに、それを喜んでいるのは変なものだ。
夏樹もさすがに成長して、帰るときはすこし愚図っていた。
ママとの別れがわかるらしく、離れようとしない。
帰りは5時18分発湘南新宿ライン特別快速高崎行きだ。
6時間の鈍行旅行である。
Suicaで普通グリーン券が買えたので購入する。
乗ってから買うと1000円だが、ホームでSuicaで購入すると750円とお徳だった。
購入するといっても券が出てくるわけではなく、Suica自体に購入データがインプットされ、席についたら頭上のSuicaのマークにかざすだけで認識され、車内での検札は無くなる。
普通車両は自宅に急ぐ人たちで通勤電車のように満員だが、グリーン車はかなり快適である。
2階建てになっていて、新幹線にも近い感覚である。
特別快速ということもあるが、非常にスムーズで快適に過ごせた。
ムーンライトえちごよりはお勧めかもしれない。
高崎からはローカル線になるが、コンコースでだるま弁当が買える。
今回はとり飯弁当にしてお茶も買って乗り込んだ。
高崎から水上までも初めてで、お弁当を食べながら鈍行の旅を楽しんだ。
水上→長岡も接続は良かったが、さすがに電車は4時間が限界のようだ。
昔、在来線の特急ときで上京した時も、東京に入る手前ぐらいが一番苦痛だったことを思い出す。
夏樹はじっとしていられなくて、電車の中を歩き回り始めた。
一車両に5人くらいしかもう乗っていない。
時間も9時を回っているから、これから県境を越える人なんか居ない。
何人かは確実に青春18きっぷのようだった。
4人掛けのシートを廻り、そこらじゅうで愛想を振りまいていた。
私は夏樹が転ばぬように後ろをついて廻った。
一番苦痛なのは湯沢での新幹線の待ち合わせ。
駅で30分以上停車していたと思う。
乗り物は動かないのが一番辛いということが判った。
動き出してようやく夏樹が疲れ果てて寝てくれた。
寝るには椅子スタイルよりもベンチシートの鈍行のほうが楽そうだ。
動き出したらもう三条はあっという間だった。
最近購入した携帯のW33SAのおかげでずいぶん時間をつぶすことが出来た。
三条駅に着いたのは11時30分。
締めて3,050円の激安旅行。
東京に電話したら妻もシャワーも浴びないで電話を待っていた。
自宅について夏樹とシャワーを浴び、妻と長電話をして眠りについた。
もちろん無料でね。
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