不思議なパン

たまに朝食にパンを食べたくなって小麦粉を探したらちょうど切らしていた。
しかたないので自家製はあきらめ、翌朝コンビニで食パンを買ってきて用を足した。
出来立てなのかやわらかくて美味しかった。
これが一週間前のことである。
日曜日のブランチをデッキでくつろいだのだが、家に帰ってきた妻がトーストや目玉焼きを作ってくれた。
出てきたパンがやたらやわらかい。
新しいパンを買ってきたのかと聞くと台所にあったのを使ったと言う。
それって1週間前に購入したパンの残りだ。
なぜ1週間も出来立ての状態を保てるのだろう?
自家製でパンを作ると1日で固くなり、パン粉ぐらいにしか使えなくなる。
まったく不思議だ。
不思議ぐらいなら良いが、添加物に不安を感じてしまう。
 
私は燻製なんかも作ったりするので、以前ソーセージをやった。
合挽き肉にセージの粉末を混ぜて温度を上げないように氷で冷やした手でこねるとソーセージの香りがしてくる。
これを腸詰してボイルし、その後で燻製にかけるととても美味しい。
ソーセージ作りはワイルドで男の料理だ。
田舎だから新潟まで行って明治屋で腸の塩漬けを買ってこなければならない。
合挽き肉だって脂肪の割合があるから、スーパーのパックではなく肉屋に挽き具合をオーダーしなければならない。
だから結構金がかかる。
でも燻製の煙をかぎながらビールを飲むのは至高のひとときだ。
そんなに手間のかかるソーセージだが、スーパーで売られている価格をみるとなぜか挽肉よりg単価が安い。
原材料より手間のかかっている加工食品のほうが安いと言うのはどういうカラクリなのか?
 
大量生産は判るけど、大量生産は賞味期限切れの大量投棄のリスクもあるし、工場からの輸送コストや保存など余計に掛ける費用だってあるはずだ。
自分でつくると売られている商品が不思議に思える事だらけだ。
 
 
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不思議なパン への1件のフィードバック

  1. Unknown のコメント:

    おはようございます!
     
    俺もピザ、パスタは生地から作るのでなんとなくわかる気がします!でも、料理を作っている時の楽しは、金に返れないものがありますよね!こんどソーセージも挑戦してみます!

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