ガソリン価格高騰 国は見ぬ振り

中東情勢の悪化から石油の原油価格が高騰している。
今日からガソリンが軒並み値上げで、昨日慌てて満タンにしてきた人も多いだろう。
レギュラーガソリンが140円を越えると私たちの家計への影響は深刻だ。
新しく我が家に来たエディックスも街乗りは燃費が悪く、喜びも半減した。
 
ところでガソリン価格の半分以上は実は税金である。
輸入元と販売元でおのおの課税されていて、輸入元は原油関税と石油税、販売元は揮発油税と地方道路税がかけられる。おまけに消費者は消費税も課税される。
ガソリンが高いといっても実際は70円程度なのだ。
日本の経済を揺るがし、国民の家計を圧迫する緊急事態に国は知らん振りを決め込んでいる。
間接税として取られているこれらの税金のうち揮発油税と地方道路税はいわゆる特定財源として道路整備に使われるのだが、高度成長期ならいざしらず、今は官僚の裏資金化している。
こうした利権を絶対手放そうとしないのが官僚だが、こんな時こそ減税で対応するべきではないだろうか?
それを見ぬ振りして、値段が上がった分だけ消費税の税収も増えると喜んでいる国になぜマスコミも議員も突っ込まないのか?
直接税である消費税10%がほぼ確定なのに間接税の見直しはまったくなされない。
こんなに従順な国民もめずらしいだろうが、そろそろ怒りませんかねぇ。
カテゴリー: つぶやき パーマリンク

コメントを残す