ヤフオクで落としたビッグスクーターが福山運送の長岡支店止めで届いた。
前輪が外された未完成車での納品である。
妻の実家の軽トラを借りて引き取りに行った。
梱包含め450キロだ。
妻の実家にフォークリフトがあったから良かったが、一般の人が購入したらどうやって捌くのだろう？
梱包を解いてびっくり！
中から出てきたのはヤマハのマジェスティ２５０ｃｃ初期型だ。
ビッグスクーターブーム火付け役の1台である。
それにしても造りが粗雑だ。
これは本当に大丈夫なのだろうか？
妻の実家の父は農耕車両を自分でメンテナンス出来るメカニックだ。
その義父の手を借りて前輪を取り付けた。
バッテリーを取り付け、ガソリンを入れて試運転。
前輪に違和感を感じる。
調べてみたらベアリングが入っていない。
梱包部材にも入っていない。
仕方が無いのでホームセンターに買いに行った。
ベアリング無しで走行したものだからアルミホイルを傷つけてしまった。
オークションでのやり取りで保障無し、サポート無しが条件だ。
なんとか自己責任で直さなければならない。
半日かけてようやく動くようにしたが、これは相当条件が揃った者が落札しないととんでもない目にあう。
ヨーロッパ製と認識していたが、そこかしこに台湾の文字。
チェーンボックスには龍の絵が！
これって中国製でしょ。
しかも今問題の著作権無視のコピーもの。
きっと1台、中古をばらして、そのパーツを複製して作ったのだろう。
エンジンはその辺の量産型を流用したのかもしれない。
とても過激な走行で自分の身を預ける気にはなれない。
まあ、１２５ｃｃだから街のちょい乗り程度だろう。
ボディサイズは大きく、とても125ccのそれには見えない。
著作権で飯を食っている身として、こういうコピーものに乗るというのは気がとがめる。
しかし20万円近く投資してしまったから、元は取りたい。
せいぜいカスタマイズして、原型を消し去り、オリジナルビッグスクーターにするしかあるまい。
今日、市役所に登録してきます。
ナンバーがもらえたらこのブログにもアップしましょう。
