またしても中国からの輸入野菜に農薬が検出され、体調を崩した人が多数出た。
マスコミは昨日から中国の食の安全を非難している。
しかし、どうなんだろう？
日本国内、それも近隣で取れた野菜よりも中国産の方が安いと言う現実？
少なくとも輸送コストはその安い金額にも上乗せされているはずだ。
原価っていったい幾ら？
それが実現するマジックとしては為替、人件費等があるだろう。
しかし、元と円の力関係はどんどん弱くなってきているし、中国の物価の上昇は目をみはる。
もう中国製品が安いと言う根拠は無いはずだ。
安いとすれば安い商品を無理強いする日本の商社とそれに合わせるために不正手段をとる不良業者ということになるだろう。
なるべく手間をかけないように農薬漬けにするしかなかろう。
かつて日本もやっていたようにね。
これがグローバル化というものだ。
一方的に非難しても始まらない。
中国人もある程度所得があれば、そんな食材なんかは買っていないだろう。
グローバル化とは日本が為替差益で安い食材を世界中からかき集めることと思っているようでは井の中の蛙も良いところだ。
いよいよグローバル化により日本は苦戦し、思い知らされることになるだろう。
食物自給率の低いことがどんなに惨めなことか。
事あるごとに書いているが、本来、輸入したものはその輸送コスト分だけ高くなるのが正常だ。
中国野菜より多少高くても（ハウス物ではなく）季節毎の露地物を地産地消しよう。
それが家計に負担をかけるようなら、自給自足の家を私と一緒に実践しよう。
さて、昨年末、４坪の菜園をカーポート上部に得た。
今年はここでしっかり自給自足してみたいと思います。
