たばこ 千円

超党派の議連でたばこの大幅税率アップを試算しているそうだ。
たばこの値段を千円にしようと言っているらしい。
私はタバコは吸わないので関係ないが、ヘビースモーカーの人は大変だろう。
これほど迫害されているものも無いと思うが、それでもタバコを吸う人が居るのだから大したものだ。
ある調査ではタバコが千円になったら9割が禁煙すると答えているそうである。
だとしたらこの増税は税収アップではなく、国民の健康を気にしているということだろうから良いのではないでしょうか。
タバコを吸わない人が増えればそれだけ肺がんなども減り、医療費も削減できる。
嗜好品に規制をかけるのは人権的にどうかという議論も残るが、健康への害があれだけ指摘されているのだからしょうがないかな。
未成年者の喫煙をタスポという個人認識カードで抑制しようとしているが、こちらはあまり効果が上がっていないようだ。
それより金銭的な打撃のほうが抑止力となるかもしれない。
千円に上げると万引きするものが増えるかもしれないと危惧する記事もあったが、千円に上がったから万引きするという行動に出るという考え方はおかしい。
窃盗は10円でも100円でも1万円でも例え1億円でも罪の重さは一緒である。
被害額が変わるだけだ。
10円程度の万引きだからといって容認すると次は100円、千円と感覚が麻痺してしまう。
しかし、万引きしたことが無い者が千円とか1万円の商品をを万引きするのは結構ハードルが高いだろう。
結局千円になったタバコを万引きする者が出てきたとすれば、彼らはそれ以前から万引きを繰り返す常習犯だ。
そういう連中は結局タバコが幾らでも万引きするし、千円になったからというのはきっかけにはならないだろう。
タバコの価格が千円になれば、それでもちょっとは真面目な部分が残っている若者への喫煙の抑止力になることは間違いないだろう。
タバコを吸わない側の人間からしたら、タバコの増税にデメリットはあまり無さそうである。
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