リーマン・ブラザーズ・ホールディングス破産

プライムレート問題の根は深い。
昨日、アメリカ第4位の証券会社「リーマン・ブラザーズ・ホールディングス」が破産した。
世界恐慌をも乗り越えた同社だが、今回は乗り越えることが出来なかった。
投資家への資産の保全命令は出ているようだが、潰れた会社にどの程度力があるかわからない。
対外的な被害は未知数で、今後注目するところだ。
TVではマーケットは安定しているし、被害は最小限で済むだろうといっているが、世界中の市場は下落した。
世界規模で経済減退基調の中、原油消費量も減るだろうという予測の元、NY先物もとうとう100ドルを切り、一時94ドルまで下げた。
145ドルまで上げた原油価格だから、随分下がった感があるが、漸く今年初めの水準に戻った程度である。
このまま原油価格は下げ続けるのか?
リーマンへ投資していたアラブの金持ちも多かったろうが、損失は無いわけは無いだろう。
ドバイや世界中の新興国に投資しているオイルマネーが途切れると、それこそ世界恐慌になる。
原油に関しては産出量の調整を行って、利益確保は必須だ。
金が商品になっていること自体が異常なのだが、世界は破産に向かってまだまだ走り続けるだろう。
グローバル化の裏目がどんどん噴出してきている。
 
カテゴリー: つぶやき パーマリンク

リーマン・ブラザーズ・ホールディングス破産 への1件のフィードバック

  1. tong のコメント:

    このニュースの大きさには驚きました。
    長いことガソリンを眺めておりますが、外電で9千円以上の下落は始めて見ました。
    直行しての恐慌はないと思いますが、下を向いてしまったことには変わりないと思います。
    ガソリンは上がってしまったことより、下落であちこちを巻き込んでしまうところが恐ろしいですね。
     

コメントを残す