お正月らしく

ここ数年、我が家の正月と言えば、お茶事もどきです。
正月二日は妻の実家から帰ると、懐石を模した料理を準備し、和服に着替えて早い夕ご飯を食べます。
本格的な懐石料理は亭主が給仕をしなければならないために、お客である家族と一緒に食べることは出来ません。
それじゃあつまりませんから、我が家では一緒に食べることにしています。
本格的ではないけど、場所を和室に移しての食事は、夏樹も茶坊主よろしく配膳を手伝ってくれたり、よく働いてくれます。
食事の後は主菓子を頂いて、お茶を点てます。
私の作るお茶では決して美味しくは無いのですが、妻も夏樹も我慢して付き合ってくれます。
こうして2時間ほどのお茶事を終えるのですが、いかにも正月っぽくて良いですね。
最近の正月はつまらないテレビ番組と元日食べると飽きてしまう正月料理で終わりですから。
やはりある程度形から入り、気合を入れないとただの休日になってしまいます。
こうして着物を着て、新年の挨拶をしてから食事をするっていうのは案外家族はお気に入りです。
その後はお風呂に入り、パジャマに着替えて、リビングの100インチスクリーンで録画しておいた番組を鑑賞。
昨年はウィーンフィルのニューイヤーコンサートでしたが、今年はBS-hのヨーロッパアルプスの特集でした。
ザルツブルグから見た山々を思い出しながら、スイスアルプスを楽しみましたよ。
夏樹ももう少ししっかり自分で歩けるようになったら、トレッキングしてみたいですねぇ。
今年も家族で仲良く過ごしたいです。
 
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