アルヴァ・アアルト(フィンランドの建築家)

週末は日本建築家協会(JIA)新潟クラブの新年会に参加してきました。
新年会に先駆け、会員が昨年行って来たフィンランド建築視察の報告が行われたのですが、フィンランドが生んだ世界的建築家といえばアルヴァ・アアルトです。
この視察旅行ではアアルトの建築を一週間かけて見てまわるというものでした。
アアルトの建築は自然木を縦にスクリーンのように使った自然素材感と環境と一体化したデザインで有名で、日本には一度も訪れた事はないのですが、日本の数奇屋から幾つかのインスピレーションをもらったというデザインはなにか日本人にはほっとするところです。
報告を聞いているとアアルトだけ絞っても一週間はあっという間ですね。
それでも夜行列車2泊の強行軍だったようですから。
実は現在進行している「自給自足の家」を担当してくれている杢昌の阿部君と5月になったら一緒に北欧に言ってこようかという話になっているのですが、今回のJIAの報告はタイムリーな情報になってくれました。
工務店の御曹司阿部君にとって、必ず身になる体験になりそうですね。
私たちの予定ではコペンハーゲンから始まってヘルシンキまで3カ国を渡るのですが、ヘルシンキ滞在は2日だけ。
アアルトのアトリエや自宅、彼の手がけた作品を大急ぎで見てまわる計画です。
ところが週末の情報ではアアルト以外にもヘルシンキで見るべき建物は多そうです。
本当なら訪問する国をひとつに定めてじっくりなんでしょうね。
でもいつも安チケット狙いの冬ばかり旅しているもので、なかなか北欧までたどり着かない。
とりあえず一通り浅く見てまわって、その後落ち着いて再訪問する機会を窺いたいと思います。
それにしても1国を回って一人50万円くらいの費用がかかったと言うのですが、私の現在の試算ではバルト海クルーズを入れても一人35万の予定。
やはり個人旅行はリスクもありますが、安いです。
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