同意書

母を執刀してくださる先生の説明を受け、同意書にサインをしてきました。
手術ですから何があるか判りませんが、とにかく先生にはベストをつくしてもらうのみです。
家造りも一緒。
信頼関係をつくれなければこちらもベストを尽くせませんからね。
どんな世界も一緒だと思いますが、一人の力なんてたかが知れています。
医者がチームで手術や術後のケアにあたるように、住宅も施工者との信頼関係無しにはベストは尽くせません。
とかくオレがオレがと自分を前面に出し、他の人を排他的に批判する業界ですが、今回の「自給自足の家」はみんなのお陰で出来ましたと胸を張って言いたいです。
誰が偉いわけでも無いし、天狗になる必要もありません。
ちらしにはプロデューサー、建築家、木工家、造園家なんて顔写真入りで掲載しましたが、実はそれ以外にも多くの人の力で作り上げています。
気持ち的には全ての人の顔写真を掲載したいくらいです。
映画のエンディングの字幕ロールのようにね。
最近の職人さんは自分の仕上げた作品を完成後見に来てくれる人が少ないです。
建築に参加するというよりも建築の一部に仕事に行くという感じで寂しいかぎり。
そんな中でも内・外壁を仕上げてくれた若い左官やさんは妻と子供を連れて見に来てくれました。
自分の仕事を家族に誇らしそうに説明するって重要です。
住宅はそんな職人さんたちの力に寄る所が大きいですが、そうした彼らを支えてくれるのが奥さんや子供たちですから。
さまざまな人たちによるコラボレーション住宅は本当に映画みたいにそこに係わる人が多いのです。
今日はちょっと早めの打ち上げだそうです。
ほんとうにお疲れ様でした。
ところで、家造りの主役は...?
 
もちろんクライアント家族です!
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