エンディングノートと家系図

ブログの更新が遅れています。
最近はTwitterやらFacebookで簡単に発信出来ちゃうもので、なかなかブログまで辿りつけませんでした。
決して闘病生活してたとか、隠遁生活に入ったという訳では無いのです(笑)。
ともかく1ヶ月近く更新をしない間にも色々な事がありました。

めでたいところでは妻の一番下の妹が今月初めに結婚し、新しい家族が誕生しました。
妻は四人姉妹の長女ですが、今年は春に三番目の妹も結婚し、これで無事全員が家庭を持ち、我が家も5月に待望の長女を授かったり、春結婚した義妹がまもなく出産と近年では珍しいくらい嬉しい1年です。

一方、私たちが一番下の義妹の挙式に出席するため沖縄へ行っている間に、母の姉が亡くなりました。
ちょうど母も抗がん剤治療のための短期入院中でその訃報を知ったのは退院して自宅に戻った際の一通の手紙だったそうです。
故人の意思もあり家族のみの密葬を行ったとのことで、どちらにしても母も私も葬儀に出席は適いませんでした。
その手紙には叔母の書いた遺言書のコピーが添えられており、いかにも叔母らしい最期だったと思います。

これで母方は母以外すべて亡くなり、父方も一番下の叔父を残すのみとなってしまいました。
今後、何かがあればその跡取りが代理出席することになるでしょう。
気がつけばもうすでに親族は世代交代して、従兄弟同士の付き合いになっていなければ ならない時期だったのです。

さすがに今回の叔母の死は癌と共存している母にとっても考えるところが多かったようで、自分の死に方を考え始めたようです。
会う度に、もうみんな年寄りばかりだし、来ても相方が義理で出席するばかりで迷惑をかけるだろうから、自分も家族葬にしてくれなどと申します。
私も葬儀屋や坊主を儲けさせる為のセレモニーには反対ですから、母がそのようにやってくれと言うのならそのとおりにしたいと思います。私自身も家族葬にしてほしいし、戒名も要りません。地元紙に通夜や葬式の宣伝なんてしてもらいたくもありません。おくやみの欄に小さく載るだけで結構です。

しかしながら、いくら口頭で母が家族葬にしてくれと言っても、周りの親族に対する説明もありますから、叔母のように何か文章を残してほしい。さしあたり財産などもありませんが、兄弟2人に最期の言葉くらい残してほしいので、ぜひエンディングノートを書いてくれとお願いしました。

それと同時に、私自身も親戚というものがあまりに漠然としていて、ご報告をするにも誰にどのようにすれば良いのかさっぱりわからないことを自覚してしまいました。
祭事はすべて親がやっていましたので、私にとって親戚というのは小学校時代に遊んでもらった楽しい叔父さん叔母さんや従兄弟たちくらいの記憶しか無いのです。
これは母親が生きている間に、もう少しリアルな形で残す必要があります。
母に我が家の家系図を書いてくれと頼みましたが、我が家は分家なのでうちが初代でお前は二代目だから判るだろうとのこと。そりゃそうだ。では家系図ではなく親戚の相関図で良いやというと面倒くさいだって。

しょうがないので私が家系図兼相関図を作成することにします。
今作っておかないと、息子の代になったときに我が家のルーツが全然判らなくなりますからね。

私もいよいよ自分史なんかをまとめないといけない歳に近づいてきたということでしょうか?

カテゴリー: つぶやき パーマリンク

コメントを残す