父の形見がひょんなことから

いよいよ新年度が始まりました。
夏樹もあと1週間したら2年生の生活が始まります。

先週の土曜日、母と家族で廻るお寿司を食べに行き、帰りに実家でお茶を飲んでいたときのこと。
夏樹が妻のiPhoneで遊んでいたのですが、何をしているかと思えば将棋でした。
もともとは私が使っていたiPhoneは流行のゲームなどは入っておらず、ゲームと言えばオセロや将棋などのボードゲームくらい。
本当は流行のゲームがやりたいんだろうけど、夏樹におろした妻のiPod touchはあんまり勉強しないから春休みの間は封印。
結局、オセロか将棋しかやるものが無いということですね。

オセロはやっているのは見たんだけど、将棋は知らない漢字が出てきてちょっと難しい。そう思うのは大人だけなのかもしれない。
子どもは感覚的に憶えちゃうみたいです。

「お父さんやろう」と対局を申し込まれたので、受けて立ったのですがiPhoneのマス目が小さすぎて全然思い通りのところに打てません。
そんなやり取りをしていたら母が将棋盤を出して来てくれました。

亡き父の愛用していた将棋盤です。
もう40年くらいの年期もの。
この他にも立派な囲碁の盤もあったのですが、そちらは老人会に寄付をしてしまった。

駒の動き方はiPhoneのアプリがガイドしてくれていたようで、なんとなく理解出来ている夏樹です。

本物の将棋盤で駒の名前や動き方を少し伝授しただけで遊べるようになりました。

ボードゲームは先の何手を読まないと勝てません。
テレビゲームのような直観力、反射力よりも全脳で遊べて良いかということで、実家から貰ってきました。
思わぬところで父の形見が復活したわけです。

オセロは強い妻も将棋はやったことがないということで、夏樹と良い勝負。
見てるとヘボ将棋(私も威張れたものではありませんが)でいつまでたっても勝負がつかない。
寝る時間なのに終わらないので、夏樹にちょっと助太刀して詰ませ、昨日はようやくベッドにもぐりこませました。

これからしばらく、食後の一局が続きそうです。

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