おとうさん、こわいよぉ~

昨日は所属するJIA(日本建築家協会)新潟地域会の定例会でした。
夕方6時から新潟での開催ですが、三条を出るのは5時くらい。
今の時期だともう暗くなっています。
夏場の明るいときとは違い、これから新潟と思うとなかなか気持ちが乗らないのが実際の所です。
三条→新潟でそう思うのですから、それより遠い長岡の会員は参加の義務感でも持たない限り難しいですし、上越の会員は物理的に新潟での例会には参加できません。

さて私ですが、妻が会社勤めということもあり、夕方帰宅する息子を迎えに行ったり、その後の面倒をみるのはもっぱら私ということになります。
まだ小学校1年生ですから、何でも一人で出来る訳ではありません。
そんな関係もあってここのところ私も例会へは欠席気味だったのですが、今回は提案もあり出席してきました。
息子はその日は書道教室の日で、5時から6時まで近所の教室へ通っていました。
行くときは連れて行きましたが、帰りは自分で歩いてくるか、お母さんに電話してねと申し付けておいたのですが、私が新潟の会場に入ったときに電話がなります。

「おとうさん、こわいよぉ~」
心細そうに、半べその夏樹の声。
どうやら暗闇の中、一人で家まで歩いてきたらしいのですが、心細い。
妻もその日はインフルエンザの予約をしていて、ちょうど家に向かって車を走らせていたらしい。
玄関の鍵は開けたのですが、真っ暗闇の家の中に入ることが出来なかった。
結局、妻が帰るまで玄関の外灯の下で待っていたそうです。

さて、JIAの例会ですが、地元新潟のメンバーも出席が少ない。
市外から出席したのは私だけというお粗末なものでした。
しかしながら、出欠のメールをくれるメンバーの中には、毎回出席できずに申し訳ないというメールをくれる上越の会員も居ます。
意思を持って欠席する人はどうでも良いのですが、出席したくても(私を含め)物理的条件で出席できないメンバーの救い上げは会として取り組まなければなりません。

実は子供を一人にして、わざわざ新潟まで足を運んだのはまさにそれについてでした。
南北に300キロもある新潟県で一同に集まるなんていうのは、とても毎月出来るものではありません。
そんなときこそIT技術を駆使するべき。
そこで役員会のWeb会議化と例会のUstreamによる配信を提案してきました。
地元の人と同じ時間だけ明けてもらえば、行き帰りの無駄な労力をかけなくても参加できるというのは大きいメリットです。
もちろん臨場感は薄いですが、物理的条件の排除は出来ます。

最近のgoogleのサービスでGoogle+というのがありますが、これのハングアウトという機能がどうも使えそうなのです。
まずは役員会のWeb化を年内中にやってみたいと思います。

来年になると、家族がもう一人増えますが、妻はとても1年の育休を取れる状況ではなさそう。
すると2ヶ月から乳児受け入れを保育園にお願いできても、夕方からはイクメンしないといけない。
何とかITを導入しないと、イクメンとJIAの活動を両立できませんからね。

子供に寂しい思いをさせないためにも何とかしないといけませんね。

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