HAPPY BIRTHDAY

妻の誕生日は海外で祝うというのが我が家の慣習。
私のライフワークである建築視察旅行の日程を妻の誕生日の前後1週間にしているだけなんですけどね。
こうやってでも日程を押さえないと、なかなか海外へ脱出するのは難しいんです。
だから、妻にプロポーズしたのはオランダ、アムステルダムだったし、息子の夏樹も2歳でパスポートを持ち、コルビジェ作品はもう3つ体験済み。
行けなかったのは12月出産予定だった夏樹が生まれるか生まれないかでとても計画出来なかった年とその翌年の乳飲み子だった2年間でした。

そして今年。
日曜日は妻の誕生日ですから本当なら日本にはいないはず。
ところが今年は夏樹の保育園最後の年でもあり、いろいろ行事が重なってしまいました。
また、先日の祖祖母の葬儀やら法事やらでバタバタの毎日です。
溜まったマイレージを失効させたくないので何とかしたいところですが、妻の誕生日を海外で過ごすことが今年は叶わず残念です。

まぁ折角自宅で過ごす誕生日ですから、喜んでもらえるように実は夏樹といろいろ準備をしてまいりました。
夏に自転車の補助輪はずしで妻を感動させた夏樹ですが、妻(お母さん)を喜ばせるという歓びが俄然芽生えた様子。
今回も、「おかあさん、おたんじょうびおめでとう。・・・」というメッセージを書きたいと秋口より平仮名を書く特訓をしてきました。
それもお母さんに内緒ですから、朝の通園前の30分がその時間。
来春は小学校ですから、ちょうど良い入学準備でもあります。
お母さんを喜ばせるという目的で自主的に勉強したいというのは喜ばしい限り。
そこで、当日はケーキも二人で作る事にしました。

結婚するまで満足に卵も割れなかった私ですから、ケーキを焼くなんて事はもちろん初体験。
妻に内緒で買いそろえておいた食材をワインセラー用の冷蔵庫から引っ張り出し、レシピ本を見ながらやり始めたら、妻が見ていられない様子でいろいろ助言をします。

ようやくホイップし終わったので型に流し込みます。

さぁ、特訓の成果を見せるとき。
夏樹が板チョコにメッセージをかきこみます。

余熱したオーブンで10分、良い感じにスポンジケーキが焼けました。

一通り準備が出来たのでパーティを始めよう。
本当はラザニアを用意していたのですが、昼ご飯に実家の母と「すき家の牛丼」を食べちゃってあまり油っぽいのはイヤと、急遽海鮮丼になりましたが、

とりあえず、シャンパンで乾杯。
ロゼのシャンパンは初めて飲んだけど、結構美味しい。

さぁ、夏樹の歌うハッピーバースディと共に出来上がったケーキのお披露目。
形は悪いが、フルーツと生クリームたっぷりのロールケーキです。
笑わないように。

盛りつければそれなりだと思わない?
照明も暗かったし…

バースディプレゼントは「おかあさん、おたんじょうびおめでとう。いつまでもきれいでいてね。」のメッセージカードと共に普段使いの(ほんとにちっちゃな)ダイヤのピアス。

誕生日のケーキを半分自分で作ったような妻でしたが、喜んでもらえたでしょうか。
子供の優しい一言が一番のプレゼントでしたね。

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