地球を眺める

お気に入りのソフトに「World Wind」というのがある。
実はこれ、NASAが教育用に製作した3D地球儀なのだが、これがフリーソフトというから驚きだ。
データ量が多いのでブロードバンド以外ではお勧めできないが、NASAの打ち上げた衛星が写した画像がマッピングされており、本当に宇宙から地球を眺めているような気分になる。
マウスの操作で回転させたり、傾けたり、拡大縮小ができ、大都市ならば数メートル程度まで物体の認識ができるからすごい。
よくSF映画で画像を拡大していくが、あれに近いことを体験できる。
視線を斜めに傾けることもできるので、山脈などは立体的に、かなりリアルに見ることが出来るし、インターネットに接続した環境であれば気象データや災害のデータも常時取り込むので、日時を指定すると世界の状況が手に取るようにわかる。
地表や海面温度も表示できたり、国境や国旗、都市やランドマークの名前なども表示できるので本当に教育現場では利用できるだろう。
 
私はこれを使って都市計画などを説明したりするが、いきなり都市計画図より地球全体からその都市までぐんぐん拡大していくので聴衆のつかみは大分良い。
いつも見たい場所はちゃんと覚えていてくれるので、操作性はとても良いと思う。
 
我が家では150インチスクリーンにプロジェクターで映し出し、今まで旅したところを上空から眺めるなんてこともしている。
 
なにせPCへの負担も大きいソフトでソフトだけでも420MBと巨大なので、あまりハードディスクに余裕がなかったり、CPUが非力な人はあきらめたほうが良いが、最近PC買ったばかりの人は是非お試しください。
 
 
また、自分の家を上空から眺めたい人はGoogleローカルというサービスを使うとサテライトというボタンで地図から画像に切り替わる。
私の家も「三条市 フォーラム」で検索したら我が家の屋根がしっかり映し出された。
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