さすがに今年の冬は灯油の価格高騰で家計が圧迫された。
厳冬ということもあったが、昨年の倍のコストがかかった。
１２月からフル稼働で価格が倍近くあがっちゃうんだからたまらない。
それでも需要期を過ぎたであろうこの頃、400ℓタンクを満タンにしてやろうと思っていたらＮＹの原油先物でとうとう最高値の１バレル7１ドル突破だって。
もうこうなってくると石油は個人消費のレベルじゃないね。
もともと化石燃料だから、これから先、そんなに期待できるほど下がるとは思えない。
高い燃料なら効率的な利用をしないとやっていけない。
家のボイラー燃やしたらその熱でタービン回して電気を起こすくらいの家庭版コ・ジェネでも考えないと燃料に灯油の選択肢は無いね。
次の冬が来る前に真剣に考える必要があるようだ。
また、ガソリンも頭の痛い話である。
田舎の交通手段として、自動車は切って考えることが出来ない。
それでもなるべく公共交通機関を利用しているつもりなのだが、集積度が低いのでエネルギーのロスは少ないが時間のロスは大きい。
この春１０年以上乗り回している我が愛車のベンツ君に新しいタイヤを新調してやった。
昨年の冬はスタッドレスを新調した。
今年の秋に車検なのでもう一度通して、あと２年は働いてもらおうと思ったのだ。
１５万キロ走行してもエンジンのトラブルは一度も無かった。
（ベンツマークをもぎ取られたり、傷つけられたりは多かったが）
それが先日、夜間講義の帰り、夏樹を迎えに実家に向かう途中でどうも調子が悪い。
だましだまし乗って自宅に戻ったが、次の日、エンジンかけてもすぐに停まってしまった。
親戚のディーラーに取りに来てもらったが、いいかげん新しいのに換えたら？とこれ以上金をかけるなとでも言いたそうに持っていった。
いまだに幾らかかるのか見積の連絡は無い。
それにしてもこうガソリンが高いと、車を所有するのも嫌になる。
車があるから利用するが、ベンツを持っていかれても妻の（これまた１０年落ち）ライフで生活はなんら支障が無い。
車があるばかりに車検や税金、保険と金がかかる。
もういっそのこと車止めようかな？
それともハイブリッドカー？環境適合したディーゼル？
少なくとも１年のうち数ヶ月は石油関連商品のために働いているのは間違いが無い。
いったい見積もりは幾らで来るんだろう？
