お勤めが終わりました

先週の土曜日に私が会長をやっていた「福祉住環境コーディネーターネットワーク」の第6回総会が加茂市で開催されました。
介護保険が始まった年に設立し、3期6年を会長として務めさせていただきましたが、この度ようやくその大役を降りることになりました。
おりしも介護保険見直しの年ということでなにやら因縁を感じます。
それにしても日本一の福祉の町として大風呂敷を広げている加茂市の小池市長が基調講演、懇親会共に出席してくれたのは意外でした。
加茂市長と言えば反小泉として介護保険にも地方分権にも大反対の旗手のような人。
同市の福祉といえばヘルパー使い放題という一番金のかかる人的介護力のみで日本一の福祉と嘯いていることは知る人ぞ知るところ。
私たちの目指す福祉住環境の整備に関しては、自己作成と聞こえは良いが要は数種類から自分に一番あったケアプランを選ばせる手法で、数名しかいない市役所職員によるケアマネでは提案されることも無く、相変わらず箱物行政がまかり通っているミステリーゾーンです。
まあ、私も小泉政権が良いとは思わないけど、小池市長の目指す政治も著しく拒否反応が出てしまいます。
そんな私の最後の総会に出席して頂いた訳ですから、懇親会ではじっくりとお話させていただきました。
総会の席で退任の挨拶はさせて頂きましたので、懇親会では乾杯だけだったのですが、せっかく市長もおいででしたので、これからの福祉は官のみでは行えず、民が重要な役割を果たしている、と皆が喉が渇いてイラついているのを判りつつも真っ向反対の意見をながなが述べさせていただきました。
ケアプランの自己作成について市長の見解を求めたのですが、それで良いのですの一点張りでなかなかこちらが理解できそうな回答を頂くことが出来ませんでしたが、基調講演に来ていただいた朝倉先生と市長の脇で「変でしょう?」「変ですよね」と話していたことはちゃんと耳には届いていたと思います。
 
来年の総会は三島地区担当で長岡市寺泊での開催となります。
こんな話をしながらも、しっかり来年の後援も取り付けている辺りがネットワーク役員のしたたかなところでもあります。
講師をお願いした朝倉先生と田中康夫現長野県知事は親しい仲であるという話も出たのですが、田中知事と小池市長は新党にっぽんで反小泉という1点のみでこちらも仲間です。
加茂と言えば泉田新潟県知事の出身地でもあるし、来年は小泉総理が持ち出した「米百俵」の長岡市に合併された寺泊でTVタックル張りの政治論戦も面白いかもしれませんね。
 
ずいぶん小池市長には無礼でしたが、会長職を終えた一般会員の戯言とお笑いいただきたいと思います。
これからは会の運営は新体制になった役員に任せて、顧問としてこうした面白そうな話に首を突っ込んでいきたいと思いますのでよろしくお願いします。
カテゴリー: つぶやき パーマリンク

コメントを残す