ライブエスキス

一級建築士設計製図講座、今年の目玉は補習講義でのライブエスキスだ。
エスキス(プランニング)の際、その解法がわからず、暗中模索の学生が多いが、実は試験におけるそれは純粋な設計ではなく、問題文の適切な解釈に重きを置いているので、きちんと問題を読み込んでいくと勝手にプランが完成するようになっている。
ところが、最近の学生の国語力の低下が問題を相対的に難しくしているようだ。
補習講義では私が問題を読みながら、それが何を意味しているか解説しながらエスキスを実演する。
昨日はまだ一回目で、皆ただただそれを見ているのみだったが、次回からは自分と解釈が違っていたらどんどん質問するように求めた。
解法はいつも同じだ。
正しい解法が身に付けばどんな問題が出ても怖くは無い。
これから毎週一回そうした補習をボランティアで行うが、ぜひ多くの人に参加してもらいたい。
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