一人力の生活

いよいよガソリン価格が高値更新らしい。
もともと化石燃料だから産油国の思惑以外に下がる材料は無い。
しばらくは中国による大量購入が続き、売り手市場は崩れないだろう。
価格が下がるときは中国のバブルが弾けたときだ。
しかし、それにしても埋蔵量の限界はあるのだから、そろそろ私たちの生活も石油依存はやめたほうが良さそうである。
しかしながら、代替エネルギーの開発もいまだ実用化は遠いようだ。
そうなってくると対抗策としてはいかにエネルギー消費の効率化を図るか消費を抑えるかに尽きる。
移動手段は見直さないとダメだろう。
たった一人が移動するために2000ccものエンジンは大きすぎる。
一人当たり50からせいぜい125ccで十分だろう。
それもある程度距離を稼ぐ場合だ。
4人までなら軽自動車で十分だし、一人ならバイクかスクーターが現実的だ。
公共交通機関の利用はもっと良い。
ハンデーキャップがある人以外は趣味か仕事以外では自動車に乗らないくらいの気持ちが重要だ。
昨日は天気が良かったので現場周りを自転車でやってみた。
市内程度なら車よりも時間がかかると言っても、私の仕事には余り支障がなさそうだ。
風を受けながら自転車をこぐと、刈り取られたたんぼの匂いがした。
市内移動なら一人力で十分だ。
考えてみたら案外人間の身体が一番効率が良いのかもしれない。
日々の生活で過剰なエネルギーを吸収しているのだから、これからは一生懸命消費しよう。
一人力でどれくらいの生活が出来るだろう。
馬力を使うのはそれからだ。
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