一人125ccの生活

1人力で現代生活の全てを行えればよいが、さすがにそうした小さな生活に完全に戻るのは難しい。
するとどうしても移動する機械に頼ることになる。
私たちが移動するために必要な動力を考えてみた。
すると125ccクラスのエンジンがどうも基準になりそうだと思えた。
例えばスクーターだが、一人なら50ccでよいが、二人乗りが出来ないのでいざというとき辛い。
125ccまでなら原動機付自転車ということで税制も優遇されている。
道路も60キロまで出せるから移動は楽である。
この125ccだが4人分だと500ccということになり軽自動車クラスということになる。
では53人乗りのバスではどうかと考えてみたら約7リッターとなりほぼ現行のバスに搭載されているエンジンと同じくらいになった。
一方、125ccクラスのエンジンの出力は約7馬力だ。
一人か二人を移動するのに7頭だてはずいぶん贅沢な話である。
一方電車はというと定員1518人乗りで20両編成の総出力は3300kwだ。
7割乗車として約1000人、3300kwは馬力換算で約2400馬力となり、一人当たり2.4馬力だ。
これは相当リーズナブルである。
しかし、田舎では座席に座っている人もまばらな状態がある。
全ての座席に座って、定員は504人、すると一人当たり5馬力となり、ほぼ50ccバイク同等となる。
2階建て新幹線MAXの定員は18両編成で817名、出力は6720kw、馬力換算4940馬力、一人当たり6馬力である。
高速移動手段としてはやはり優秀だ。
一人力の歩き、自転車、公共交通機関、原付、軽自動車までがどうやらECOな移動手段であるようだ。
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