今年はパリ近郊とオーストリア

今年の建築視察旅行の行き先が決まった。
オーストリアの近代建築を見て回る。
またフランスでは足を延ばしてスイス国境近くに立つコルビジェのロンシャンの教会を見て来たいと思う。
今回のツアーを計画するに当たり、インターネットでどこでも良いからヨーロッパ行きの激安ツアーを検索した。
やはり玉数が多いのはフランス・パリである。
そこでパリを拠点に列車の国際周遊券を使い隣国への旅をしようと考えた。
寝台特急なら隣国でのホテルの手配も要らない。
大韓航空利用でパリのレジデンス(自炊できるホテル)6泊というのを見つけたのでさっそく問い合わせた。
すると12月1日の便が満席だという。
2日は第一日曜日でパリ市内の美術館が無料開放なのでなんとしても1日にパリに着いていたかった。
しかし1日出発だとエールフランス利用しかないという。2万円高である。
いくら無料開放といってもそのために2万円高いエアチケットではしょうがない。
2日出発だと安い大韓航空のチケットは残っている。
さてどうしたものかと他のツアーを検索していた。
すると同じ旅行社主催のパリと他の都市を結ぶ2カ国周遊プランを見つけた。
エールフランス利用である。
価格は当初考えていたプランより3万円高、エールフランス便に変更したプランより1万円高でしかない。
どうせもう一カ国と思っていたので+3万で移動とホテル込みなら寝台特急の往復よりも安い。
しかしこのプランでは最初に他の都市に3泊、次にパリ3泊だ。
これだとパリの美術館が無料にならない。
そこで交渉である。
最初の訪問都市をパリに変更し、パリのホテルはレジデンス指定、パリで4泊、ウィーン2泊でウィーン発は最終便にすること。
これなら美術館めぐりも出来、ウィーン発を夕方にしたことで3泊とほぼ同じだけの滞在時間を確保した。
もう最初のプランの跡形も無い個人旅行だが、パリでのホテルを一泊1000円プラスしてもらえたらOKという返事が来た。
やはり口は交渉のために使うべきである。
ウィーンでは「サウンドオブミュージック」の舞台になったザルツブルグにも行けそうだ。
燃料調整費を加えても一人20万かからない。
あとは現地で1日1万円以内で生活すれば30万以下、予算どおりの貧困旅行になる。
しかしコストパフォーマンスはかなり高いだろう。
今朝、旅行社からメールが届いていた。
パリの指定したホテルの部屋が満室だったそうだ。
しかし上のグレード「スィートタイプ」ならばあったのでそちらを手配してくれたとの事。
もちろん旅行社のサービスだ。インターネットで調べたら、なんと最上階メゾネットタイプの部屋だった。
寝室からはパリの町並みが一望できる。
ますます期待が膨らむ。
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