もう1週間過ぎました

楽しかった欧州旅行から早一週間が過ぎてしまった。
帰国後は残しておいた仕事の処理とユニゾンでの講義であっという間に過ぎていった。
 
一昨日、昨日と連続で住宅改修の講義を行ったが、今年の開催の中ではようやくまともなものとなる。
何を変えたかというと、ニーズとデマンズの定義づけを一番最初にやったのだ。
ようやく御用聞き的な発想ではないプロとしての提案を行う手法の学習を行うことが出来た。
それにしても同じ県主催の講義でありながら、ケアマネ実務研修ではニーズを利用者の要求と教えているのはいかがなものか?
これではデマンズもニーズも同じになってしまうし、実際私たちの講習の中でも同じ内容を書く人がほとんどだ。
そう習っているのだからしょうがないが、これでは問題解決には程遠い。
排泄を自立したいと言う希望(デマンズ)が利用者からなされたならば、プロとしてその希望がかなえられない理由を解析しなければならない。
それがそもそも身体的特性によるものなのか、住環境によるものなのか、それとも介護力不足なのか。
もしトイレまで行くのが怖いと感じているのならその不安を取り除く必要がある。
つまり屋内移動の安全の確保がニーズとなるのだ。
ニーズが明確になればそれに沿う改修プランが出されるだろう。
それが段差の解消かもしれないし、手すりの設置なのかもしれない。屋内移動を短くするために寝室の位置を変更することもあるかもしれない。
こうした問題解析の手法を教えるのが私たちの行っている研修なのだが、受講者の多くは利用者が排泄を自立したいという「ニーズ(?)」を持っているのだから、その具体的な工事内容を知りたいと言う短絡的な気持ちで参加する。
そもそも環境も人間も違うのに同じ工事などはありえず、その背景を読み取り、何をすべきかをどう導き出すのかが重要なのだが、結局デマンズとニーズの使い分けを知らないのでそこまで思考が至らないというのが現状である。
ぜひケアマネ実務研修のカリキュラムの改善を願う。
 
さてあっという間に週末だが、今日からようやく我が家の玄関ポーチの工事が始まった。
今日中に骨組みは出来そうだが、屋根がかかるのは来週になりそうだ。
予報では今日の午後から一週間、雪マークだ。
一番欲しいときに屋根が無いのは辛いが、ここまで来たから年内には決着がつきそうである。
毎朝の雪かきは結構な労力である。
2年越しのポーチ計画もようやく成されようとしている。
今回の雪が少なめであって欲しい。
 
週末は温泉旅行でもしようかと欧州旅行前に話していたが、ばたばたしていてそれも流れてしまった。
まあ、月曜日には何も練習していないのにピアノの発表もあるから、少しは練習をすることにしようか。
写真も整理しないといけないし、リポートも書きたい。
どちらにしてもやることは満載である。
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