ホームセキュリティ

我が家にはSECOMのホームセキュリティが導入されている。
玄関先にSECOMのステッカーが貼ってあったり、緊急をしらせるフラッシュライトがついていたおかげで近隣を騒がせている泥棒の被害も無かったようだ。
それにしても勝手に裏のウッドデッキに入り、着たという証拠をわざわざ残して帰るなど、まことに物騒な世の中である。
また、家の前の道路が通学路になっているため、小学校へ通う児童が車にいたずらしていくこともある。
火災報知機の既存住宅への設置も義務化されたことだし、この際バージョンアップすることにした。
機器を全て最新のものに取替え、火災報知機を増やし、空間センサーも取り付ける。
今までは1階のみの警備だったが、今回、カーポートを設置し、その上を屋上農園化するために階段を取り付けるため2階への侵入も容易となってしまったため、2階も警備範囲にした。
玄関先のインターフォンは今までもカメラ付きだったが、今回のは録画機能もつく。
また、裏のデッキへの入り口と自動車を監視できる位置にセンサーカメラを追加し、誰かが通ると録画するようになる。
デッキへの通路上には灯油タンクもあるが、最近の石油高で灯油泥棒なんてのも来るかもしれない。
まさに鉄壁の要塞のような家だ。
ここまでやらなきゃいけない時代背景が情けない。
結構長期で家族ごと家を留守にすることが多いのでやはり不安なことも多い。
まあ、保険のようなものだろう。
 
ところでホームセキュリティの効用は防犯だけではない。
そうした設備とガードマンに守られているため火災保険も割引が利くし、病気になったときの救急搬送などもお手のものだ。
水道管の破裂などにも対応してくれる。
建築は安全であることが第一条件だが、それは決してハードだけでは十分ではない。
近所付き合いが疎遠になった現代はガードマンがそれに変わるのかもしれない。
 
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