露天市場

先日、お茶の先生の所にお邪魔した際、市場の話になった。
床の間に飾られた花木は市場で手に入れたのだという。
市場というのも懐かしい。
私も子供のころ、母親に連れられてよく行ったものだ。
私が好きだったのは壊れ煎餅。
製造過程で出た撥ね品を集めて低価格で売っている煎餅だが、割れ口にも醤油が滲みてかえって美味しい。
それがブリキ缶に詰められて売られていた。
今も売っているのだろうか?
三条で一番大きい市場が中央市場で「2・7の市」と呼ばれ、2と7の付く日に開かれる。
扱い品目も青果物、花、鮮魚、菓子、衣料品、種子・苗と多彩で70~150軒が軒を連ねる。
私が連れて行かれたのもここである。
北三条駅を出たところで行われていて駐車場も鍛冶道場のを利用できるので交通の便は良いだろう。
それにしてもおそらく35年以上忘れていた存在だ。
売られている野菜なんかも曲がって撥ねられたきゅりとかで味に変わりは無いものばかりだ。
ちょっとこういうのも復活してみようかな?
スーパーなんかで売られているのよりは安いし、生産者の顔も見える。
少なくとも店舗や店員を抱えているスーパーより固定費は格段に安いはずだ。
問題は時間の制約があることぐらい。
時間は午前5時から午後4時と勤め人にはちと辛い。
まあ、こちらはどうせSOHOだし、明日天気が良かったらプールの帰りにでものぞいて見ようかな?
自給自足の鉄則は社会インフラを徹底的に利用することだ。
こうした露天市場なんかも多分社会インフラに含まれるのでは無いだろうか?
ただ露天市場を利用するに当たり、商品の市場価格をしっかり頭に入れておかないと安いかどうか判断がつかない。
プロの生活者になることは重要な課題である。
カテゴリー: 新・森の生活 パーマリンク

コメントを残す