清貧に甘んずる

昨晩は長岡で建築家協会の会合が行われた。
いくつかの議題があったが、その中で賛助会員についての話が出た。
家協会は会員の人数が少ないために会費を集めてもたかが知れている。
そのため、何か事業を行おうと思っても資金が無い。
そこでメーカーなどに賛助会員になってもらって会費のボリュームを増やそうと言うわけである。
しかし、家協会は建築士会とは違い、設計を業としたものしか入会を許されない。
設計は公正な立場で行わなければならないというスタンスだから、メーカーが絡んでくるとその中立性が保てなくなる。
だから私は賛助会員には反対だ。
事業費がかかるのなら、参加してくれる一般の人にも受益者負担を願うほうが理にかなっていると思うのだ。
やはり設計者は清貧に甘んずるほうが良いと思う。
 
さて、今日からエコウィルの工事が始まった。
今日は設置台を作るだけだが、既存の石油ボイラーやタンクもそのまま残すデュアルフューエルとする為、それらを移設したり、配管をしなおす工事を午前中行った。
午後からは設置台のコンクリート打設と屋内配線の確認。
ちゃくちゃくと自家発電システムが構築中である。
夏場の電力を賄うように小規模な太陽光発電も設置しようと思ったが、なかなか難しそうだ。
おいおい考えていこう。
 
彼らが移設をしている間に先日作成した空中菜園に水辺を作った。
080620 002
スーパーで貰ってきた発泡スチロールの箱を二つ並べ、接合部分の壁の部分を土の高さより低いところまで切り取る。
上部の方は箱の底面に穴を幾つかあけ、通常のプランターのようにする。
下部の方は水が一定の高さでオーバーフローするように壁に穴をあけ、そこまで水を入れる。
するとこんな風に水辺が出現するわけだ。
ここにはクレソンやワサビなどを植えることにしよう。
睡蓮を水に浮かべるのも涼しそうである。
お手軽水辺づくり。お宅でもどうですか?
カテゴリー: 建築 パーマリンク

コメントを残す