昨日は「いい湯らてい」の日といういことで、妻の実家に泊まり、今朝早く水汲みに行ってから、夏樹を保育園に送り、病院によってから家に戻ってきた。
今日は朝から暑く、野菜たちもヘタっていたので水遣りをやっていたら、どうも隣の家が敷地内の草刈を始めた。
雑草にはまったく無頓着で、まるで荒廃した平安時代の貴族の屋敷のように、家の周りに伸び放題の雑草で何とかならないの?とは思っていた。
話し声を聴くと、どうも草刈をしているのは隣のだんなではなく、奥さんのお父さんらしい。
見るに見かねて草刈をしているのか、随分子供思いな事だ。
もう、3人も子供が居るのに、まだおじいちゃんは子離れ出来ないのか?子供たちが大人になれないのか?
それにしてもどうして隣の家に入る家族は子沢山なのだろう?
少子化の現代、それは喜ばしいことだが、夜逃げした前の家主も今も、家にはまったく無頓着で、車だけはやたら大きい。
まあ、所詮他人事、すこしでも小ざっぱりしてくれた方が有難いと思いながら見ていたら、今度はジョウロで何かを遣り始めた。
どう考えても水ではなさそうだ。
聞き耳を立てていると、どうやら除草剤らしい。それもキツメの。
おいおい勘弁してくれ、地面は繋がっているのだ。
君たちとの境界にそれでもバラの生垣をつくってやろうと育てているのに、何をしているのか?
雑草取りが嫌ならコンクリートで地面を覆ったら良い。
ちょっとはガーデニングとか、家を飾ることに興味をもってはどうだ。
まだ小さい子供が居るのに、敷地内に毒を撒く親子。
いつもちょろちょろ遊んでいる子供が何かを口にしないと判らないのかねぇ。
その隣で、我が家は妻が大根菜についた青虫を手で駆除している。
いつも庭を愛でて、雑草が気になったら、小さいうちにちょっと摘めばいつもきれいだ。
明日は町内のアメシロの消毒だという。
我が家の空中菜園にも消毒の霧は舞い落ちる事だろう。
おそらく使われるのはディプテレックス乳剤だと思われるが、調べてみると、野菜にかかると2週間は食用出来ないらしい。
ブルーシートで覆いでも作らないと駄目だろうか?
薬剤に頼るのは楽だが、それが結局自分たちの首を絞めていることが何故理解できないのだろう?
都市部の自給自足にはハードルが高い。
せめて2階の屋根くらいなら被害は少ないのかもしれない。